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神戸市役所=神戸市中央区
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神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市が須磨区西須磨地区に計画する都市計画道路「須磨多聞線」を巡り、建設に反対する周辺住民らが市を相手取り兵庫県公害審査会に申し立てた第2次公害紛争調停について、久元喜造市長は10日、定例会見で「今のところ応じるつもりはない」と拒否する姿勢を示した。

 大気汚染などを懸念した住民らは建設計画に強く反発し、1997年に国内最大規模の公害調停を申請。協議は市が打ち切るまで15年に及んだ。市は昨年7月に詳細設計に向けた測量に踏み切り、住民側は法的な場での協議を求め同12月に調停を再び申請。申立人は前回を約千人上回る4856人に達した。

 久元市長は調停に応じない理由を「(住民らに)胸襟を開き、話をしたいと随分働き掛けた。用意した会場にも足を運んでもらえず残念」と説明。申立人の数については「どのように集めたか分からないし、人数が多いか少ないかについての感想はない」と述べた。

 住民側公害紛争調停団の宗岡明弘団長(65)は「建設前提の話し合いには応じられないので調停に基づく協議を求めた。言葉がない。正式に調停を拒否するならば、あらゆる手段で建設に抵抗する」と反発した。

 須磨多聞線は須磨区と垂水区の7キロを結ぶ計画で、阪神・淡路大震災の復興事業として認可された。市は西須磨地区の約520メートルのうち山陽電鉄をまたぐ部分は高架の2車線を想定している。(上杉順子、金 旻革)

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