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上空から見た神戸空港(手前)。災害で連絡橋が不通になった事態を想定し、神戸市が旅客船による避難態勢強化に乗り出す
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上空から見た神戸空港(手前)。災害で連絡橋が不通になった事態を想定し、神戸市が旅客船による避難態勢強化に乗り出す

 神戸・ポートアイランドと連絡橋でつながる神戸空港について、神戸市は災害時に連絡橋が不通になった事態を想定し、空港利用者らを民間旅客船で市街地へ迅速に輸送する避難態勢を強化する。昨年9月の台風21号で連絡橋が損傷し、長時間孤立した関西空港の教訓を踏まえた措置。久元喜造市長が神戸新聞社のインタビューで明らかにした。

 神戸空港は過去の災害を参考に、南海トラフ巨大地震で想定される津波でも浸水しないよう設計されている。同市の地域防災計画では、大災害時に救援物資や救援部隊の積み降ろしができる拠点にもなっている。

 ただ、昨年の台風21号では、同じ海上空港の関西空港が大規模な浸水被害に見舞われたほか、連絡橋にタンカー船が衝突して車両や鉄道が通行できなくなり、利用者ら約5千人が空港内で孤立。神戸空港と結ぶ高速船「神戸-関空ベイ・シャトル」が臨時運航して運ぶなどした。

 阪神・淡路大震災24年を前にインタビューに応じた久元市長は「神戸空港が孤立する可能性は低いが、対岸と橋1本でつながっているのは関空と同じ。想定外のことは起こりうる」として、船による避難態勢の必要性を指摘。神戸港の旅客船事業者らとの連携強化などで「できるだけ早く具体化したい」と述べた。

 同市は神戸旅客船協会や日本外航客船協会と災害時の船舶による輸送などで協定を結んでいるが、空港島について具体的な取り決めはなかった。市は旅客船事業者ら関係者との協議を重ね、有事の際の対応明確化や実践的な訓練などを検討していく。(石沢菜々子)

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