総合 総合 sougou

  • 印刷
ケーキを用意し、恵子さんの誕生美を祝う有本明弘さん(右)と嘉代子さん=12日午後、神戸市長田区蓮宮通(撮影・段 貴則)
拡大
ケーキを用意し、恵子さんの誕生美を祝う有本明弘さん(右)と嘉代子さん=12日午後、神戸市長田区蓮宮通(撮影・段 貴則)

 北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん=失踪当時(23)=が12日、59歳の誕生日を迎えた。神戸市長田区の自宅では、高齢の両親が「(恵子さんがいない)誕生日はこれが最後。必ず帰ってくる」と力を込め、今年中の拉致問題の解決、帰国を望んだ。

 食卓のいつも恵子さんが座っていた席にはケーキが用意され、「59」の形にしたろうそくが添えられた。恵子さんの妹、郁子さん(57)らが、誕生日には欠かさない赤飯をはじめ、タイの煮付けや肉じゃがなどをつくった。

 母嘉代子さん(93)は、ろうそくを見つめ「23歳で拉致されて、もう59歳。北朝鮮で長い間苦労してきた。残りの人生は豊かな日本でゆっくり過ごさせたい」と娘を思いやった。自身も高齢で体調が優れないが、毎朝晩、自宅の神棚に手を合わせ、恵子さんを含めた拉致被害者全員の一日も早い帰国を願い続けているという。

 父明弘さん(90)は、拉致解決のため、日米朝3カ国による日本国内での首脳会談開催を求めた。「日本が主体的に働きかけ、日本も交えて拉致も含めた問題を解決すべき」と述べた。(段 貴則)

総合の最新
もっと見る

天気(1月19日)

  • 11℃
  • ---℃
  • 0%

  • 12℃
  • ---℃
  • 10%

  • 12℃
  • ---℃
  • 0%

  • 12℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ