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長寿を祝うイベントで特製のケーキを喜んで食べる、在りし日のジョニー=2015年9月、神戸市立王子動物園
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長寿を祝うイベントで特製のケーキを喜んで食べる、在りし日のジョニー=2015年9月、神戸市立王子動物園

 神戸市立王子動物園(同市灘区)は15日、国内最高齢のチンパンジー「ジョニー」(雄、推定69歳)が死んだと発表した。同園によるとチンパンジーの平均寿命は50歳ほどといい、「考えられないほどの長生きだった」という。

 アフリカ生まれで、1955年に推定5歳で来園。群れのリーダーとしてパトロールを欠かさない頼りがいのある性格で、5頭の妻との間に9頭の子をもうけた。最初の子は国内で初めて人工飼育で育ち、5年前に51歳で死んだ雌「チェリー」。

 高齢のため一昨年から寝室で療養中だったが、昨年9月ごろから食欲が落ち、15日早朝に死んでいるのを飼育員が確認した。ジョニーの死により、同園のチンパンジーはジョニーの妻2頭、娘2頭の雌4頭となった。

 職員らは敬意を込めて「ジョニーさん」と呼んでおり、担当者は「64年間にわたって動物園の変遷を見守り続けてきた、偉大なチンパンジーだった」としのんだ。

 同園は17日から当分の間、チンパンジー観覧通路に献花台を設置する。

(上杉順子)

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