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世界経済フォーラムの年次総会ダボス会議で共同議長を務める坂野晶さん(関西学院大提供)
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世界経済フォーラムの年次総会ダボス会議で共同議長を務める坂野晶さん(関西学院大提供)

 スイスで22~25日に開かれる世界経済フォーラム(WEF)の年次総会「ダボス会議」で、兵庫県西宮市出身でNPO法人「ゼロ・ウェイストアカデミー」(徳島県上勝(かみかつ)町)の理事長坂野晶(さかのあきら)さん(29)が共同議長を務める。世界銀行の総裁らと共に、議事の中心を担う若者6人の1人として日本人で唯一、選ばれた。政財界のトップが集う国際会議を前に、「各国の首脳や企業、国連の担当者と意見を交わしたい」と意気込む。

 WEF日本事務所(東京)によると、年次総会の共同議長は、テーマごとの討議で意見を述べ、運営や進行を任される。国際機関や大手企業の幹部らが指名されるのが通例だが、今回は世銀総裁と米マイクロソフト最高経営責任者(CEO)に加え、次世代のリーダーとして初めて若者が起用される。各国で諸課題の解決に取り組む主に30歳未満の中から、環境問題に精通する坂野さんも選ばれた。

 坂野さんは兵庫県の市立西宮高校を卒業後、関西学院大に在学中、世界最大級の学生組織「アイセック」の団体で、学生の海外インターンシップ(就業体験)を支援。アイセック日本支部の副代表やモンゴル支部の代表を務め、フィリピンの物流企業を経て、徳島県のゼロ・ウェイストアカデミーへ。買い物での量り売りや布オムツの普及などでごみの減量を図る活動に取り組む。

 共同議長には、飢餓撲滅を目指す米国女性や、ケニアの難民キャンプ出身で難民の権利を擁護する活動を続ける男性らも就く。坂野さんは「突然で、びっくりした」と驚きつつ、「経済成長とサスティナビリティー(持続可能性)の両立に取り組むよう働きかけたい」と抱負を語る。(初鹿野俊)

【世界経済フォーラム(WEF)】経済成長や人道支援、環境保全、IT活用などの課題解決を研究する国際機関。毎年1月の年次総会は、スイスの開催地の名にちなんでダボス会議と呼ばれる。今年は4日間で約400の討議を予定し、安倍晋三首相やドイツのメルケル首相、国連のグテレス事務総長をはじめ約3千人が参加すると発表された。

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