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世界パラ陸上誘致に向け、神戸市がバリアフリー改修などの方針を固めたユニバー記念競技場=神戸市須磨区
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世界パラ陸上誘致に向け、神戸市がバリアフリー改修などの方針を固めたユニバー記念競技場=神戸市須磨区

 2021年に予定されるパラ陸上の世界選手権について、神戸市が開催地に名乗りを上げたことが27日、分かった。同市は会場に想定するユニバー記念競技場(同市須磨区)が本格的な国際大会にも対応できるよう、バリアフリー化などを進める方針。世界パラ陸上を皮切りに、日本選手権など国内外の陸上競技の主要大会誘致も視野に入れる。

 世界パラ陸上は国際パラリンピック委員会(IPC)が1994年に創設。当初は4年に1度の開催だったが、近年は2年に1度となり、前回は17年の英ロンドン大会だった。今年11月の第9回大会は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれる。

 神戸市は昨年末、IPCに対し、21年秋の第10回大会開催地として立候補。大会は10日間程度で、約100カ国、選手約1400人の参加や、1日約1万人の観客の来場を見込む。現時点で仏パリも立候補しており、IPCが今春、開催都市を決定するという。

 大会開催に向け、同市は同競技場のバリアフリー化を進めるほか、補助競技場の直線コースを6レーンから8レーンに増やすなど、国際大会やパラ競技の大会が開催しやすい環境整備を進めていく。19年度当初予算案に整備費用の一部を盛り込む方針。

 前回のロンドン大会ではチケット販売数が過去最高の約30万枚に上り、経済波及効果は約58億~85億円とされた。同市の担当者は「近年、パラ競技への関心が高まっており、地元への経済効果も期待できる。治安や競技場の機能、交通アクセスの良さなど、神戸の優位性をアピールしていきたい」としている。(石沢菜々子)

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