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泉房穂氏
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泉房穂氏

 道路の拡幅工事を巡り、土地建物の立ち退き交渉を担当した職員に「火付けてこい」などと暴言を浴びせ、29日に謝罪会見を開いた兵庫県明石市の泉房穂市長(55)は、これまでも“舌禍騒動”を度々起こしていた。環境保護イベントを巡って暴言を吐いて謝罪したり、東播磨地域を自虐的にPRする兵庫県の動画に猛抗議したり、感情的な言動が目立ち、資質を問う声が上がっている。(まとめ・藤井伸哉)

 泉市長は2015年、作家玉岡かおるさんからため池に関するフォーラムへの協力を依頼された際、「税金の無駄遣い」などと発言。玉岡さんは「耳を疑うような礼を失した言葉。ぶるぶる震えました」などとブログに投稿し、泉市長は発言を撤回した。2人はその後会談し、泉市長が「感情を害する言葉遣いをしてしまった」と謝罪した。

 18年4月には、東播磨県民局が「東播磨ちゃん」というアイドルを地味なキャラクターに仕立て、動画を公開したことを巡り、「明石はそんなにマイナーな街ではない」などと抗議。県民局は一時配信を停止したが、批判や再開を求める声が相次ぎ、そのままの形で再公開された。

 17年1月の成人式では、「ざわついていて、皆さんの態度はなっていない。多大な税金を使っているが来年以降の取りやめを考えたくなる」などと声を荒らげた。市会本会議で批判され「反省したい」と述べた。

 明石市では昨年6月、元部長の男性が男女計10人の部下にパワハラやセクハラ行為を繰り返したとして、停職6カ月の懲戒処分を受けた。「おまえが休んだ方が世のため」などの暴言もあり、泉市長は「職員が声を上げやすい風土をつくる責任がある」として再発防止策を推進していた。

 市幹部の一人は「自分の思い通りにならないと、声を荒らげ、叱責された職員も多い。子育て施策が評価され、最近は落ち着いていたのだが…」と話す。

 明石市の女性会社員(67)は「立ち退き現場は長い間工事が続いていて、ずっと不便だと思っていた。言葉は過激だけど同情もできる」と話す。

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