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泉房穂・明石市長
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 兵庫県明石市の泉房穂市長(55)による市職員への暴言問題で、市には発覚から2日間で約1200件の意見が寄せられた。市への意見は6割以上が批判的な内容というが、市長に理解を示す声も根強く、賛否が渦巻いている。街頭やインターネット空間にもさまざまな声があふれ、衝撃的な発言内容に波紋が広がっている。(田中陽一、藤井伸哉)

 「7年も仕事をしていなかった職員の方を注意すべきだ」。30日、神戸新聞に電話を寄せた女性は強い口調でこう話した。

 暴言の背景には安全対策を目的にした道路の拡幅事業に遅れが生じていたことがあるとされ、「怠慢な仕事に市長が激高するのは当然」との意見は市へも寄せられたという。

 同様の声はネット上でも一定ある。泉市長が暴言と同時に、拡幅工事について「市民の安全を守るため」と説明したこともあり、「姿勢は評価できる」などの書き込みがあった。

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 一方で泉市長を断罪する意見も目立つ。とりわけ多いのが、泉市長が「(立ち退き交渉が難航する建物に)火付けてこい」「建物壊して、損害賠償を個人で負え」などと、過激な言葉で一方的に責め立てたことへの批判だ。神戸新聞が入手した音声データによると、市長室で30分近くにわたって続いていた。

 「許されるべきではない」「こんなふうに怒鳴られたら、怖くて言われていることが頭に入ってこない」「市民の家に『火を付けてこい』という冗談でもありえないようなセリフ。市長としての品位を感じない」

 中には「人間の尊厳を否定するもの」と強調し、人権侵害だと切り捨てる声もあった。

 また、泉市長は市職員に「7年間何しとってん」と迫っていた。これに対しても「(自身も)2011年から市長をしていたのに、その間何をしていたのか」「買収が進まないなら、別の方向性を考えるのもトップの責任」などと、リーダーシップを疑問視する意見も多くあった。

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 市によると、寄せられた意見1217件のうち、市長批判や辞任要求など「否定的な意見」は762件。市長擁護や職員批判など「肯定的な意見」は432件。「その他」が23件で、4月の市長選を前に、1年半前の事案が表面化したことへの違和感などを訴える内容もあったという。

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