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辞任意向について取材に応じる明石市の泉房穂市長=1日午前、明石市役所(撮影・小西隆久)
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辞任意向について取材に応じる明石市の泉房穂市長=1日午前、明石市役所(撮影・小西隆久)

 「発言の責任を取りたい」。1日午前、市職員への暴言問題で辞職願を提出した兵庫県明石市の泉房穂市長(55)。辞職を否定し、4月の同市長選で3選を目指す意向を表明した会見から、わずか3日。「自業自得」「辞める必要はない。残念」。突然の辞意に、市幹部や市民らの間に衝撃が広がった。

 「後ほど記者会見します」

 同日朝、同市議会の正副議長らが顔をそろえた議長室から退出した泉市長はうつむいたまま、詰め掛けた報道関係者の取材に、辞任の意向を伝えたかを明言しなかった。

 辞意の情報は庁舎内を駆け巡った。「自業自得」と吐き捨てた、ある市幹部は「工事の進捗の遅れが理由で、擁護する声もあったが、やはり許される言動ではなかった」。ただ、別の市幹部は「暴言は駄目だが、(辞任の判断は)丁寧に説明を続けた後でもよかったのではないか」とかばった。

 明石市民の受け止めは分かれた。女性(81)は「(暴言は)市民として恥ずかしい。出直し選挙に出るなら出ればいいが、支持するかを判断するのは市民だ」と突き放した。

 会社経営の男性(61)は「辞めることで反省を示すということだろう。改めて市長選に立候補し、市長にふさわしいかどうか、市民の判断を問えばいいと思う」。「辞任は残念。続けてほしかった」と話すパート従業員の女性(75)も「暴言は口にしては駄目」としつつ「再び選挙に出て市民に問うてほしい」と話した。

 子育て世代からは、泉市長が取り組んだ積極的な子育て支援策を気に掛ける声が相次いだ。

 2人の子どもを育てる主婦(39)は「暴言の内容は確かにひどいけれど、子育て支援の施策に力を入れてくれた。次の市長も子育て支援に力を入れてくれる人ならいいんですけど」と複雑な表情で話した。(まとめ・段 貴則)

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