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ヤミ専従問題について語る久元喜造神戸市長=7日午後、神戸市役所(撮影・大山伸一郎)
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ヤミ専従問題について語る久元喜造神戸市長=7日午後、神戸市役所(撮影・大山伸一郎)

 神戸市の久元喜造市長は7日、ヤミ専従問題で大量処分が出たことについて神戸新聞社の取材に応じた。久元市長は市役所の閉鎖的な組織風土を挙げ、「外の世界に対して閉ざされ、世間の常識からずれていることが多い」と指摘。「この処分で問題に終止符を打つ」と述べた。

 久元市長は6日の懲戒処分に合わせて減給30%(3カ月)の自主処分を発表。理由について「過去の処分で一番厳しい水準を求めた。監督責任というより、問題ある組織風土が続いてきた責任を取った」とした。

 第三者委員会の報告を踏まえ、「ヤミ専従が続いてきたのは、労使で議論して一緒に課題を解決していく風習が長く続き、それが当然であるという意識が組織に巣くっていたためだ」と指摘。「長年積み重ねてきたことに誰もあらがえない状況がつくられてきたことが問題だ」とした。

 一方、市長選で組合の支援を受けてきたことについて「必ずしも市役所を挙げて応援してくれたとの認識はない。支援を受けているから問題を見逃すとの発想は全くなかった」と説明。辞職し選挙で市民に信を問う可能性は否定した。(霍見真一郎、若林幹夫)