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 兵庫県と県内41市町の全42議会で、直近の議員選挙の投票率が過去最低を更新した自治体は31に上り、全体の約7割を占めることが7日、神戸新聞社のまとめで分かった。残る11議会のうち、無投票だった2議会を含む10議会は前々回が過去最低だった。地方議会への関心の薄さなどで投票率の低下に歯止めがかからない状況がうかがえる。

 各自治体の選挙管理委員会などによると、直近の県内議員選挙で投票率が最低だったのは前回2015年の統一地方選で実施された西宮市議選の36・27%。唯一、4割を切った。

 同時期に行われた県議選も40・55%と全体で2番目に低く、過去最低を更新。40ある選挙区のうち地方の1人区を中心に17選挙区が無投票となった。

 無投票を除き投票率が最も高かったのは新温泉町議選の79・77%(17年)。昨年の神河町議選が79・23%と続くが、いずれも8割を切った。投票率は都市部で低い傾向にあるが、比較的高い地方でも低下が続く。

 一方、投票率を前回と4回前とで差し引きし、各自治体の下落幅を比べると別の現状が浮き彫りになる。元々低い都市部は下げ止まり傾向で、神戸・阪神間の自治体を中心に多くが10ポイント未満にとどまった。

 最も下げ幅が大きかったのは高砂市で、昨年の市議選は4回前(06年)より21・43ポイントも下落し、突出している。市議会事務局によると、市の財政難を受けて06年から選挙ごとに毎回、議員定数を4~1ずつ減らしており、立候補者の減少が関心の低さにつながった可能性があるとみる。

 同市議会は今月から、市内の高校を訪れ、まちづくりなどで生徒と意見を交わす取り組みを始める。親しみやすい議会をアピールし、議員のなり手不足解消や主権者教育につなげる狙いがあるという。

 上郡町は唯一、3回前の投票率63・53%が過去最低だったが、台風接近に伴う天候悪化などが影響したとみられる。(井関 徹)

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