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木質ペレットを燃料とするグリルコンロを作った川中青児さん=豊岡市日高町日置、豊岡市商工会本部
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木質ペレットを燃料とするグリルコンロを作った川中青児さん=豊岡市日高町日置、豊岡市商工会本部
建築端材などを粉砕・圧縮して作る木質ペレットが燃料に使われる=豊岡市日高町日置、豊岡市商工会本部
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建築端材などを粉砕・圧縮して作る木質ペレットが燃料に使われる=豊岡市日高町日置、豊岡市商工会本部

 ストーブの燃料に使う木質ペレットを製造、販売している兵庫県豊岡市城崎町来日の建築業「川中建築」が、アウトドア向けグリルコンロ「ペレ炉」を製作し、5月から販売を始める。建築端材などを粉砕・圧縮して作る木質ペレットを燃料にしているため、木材の有効活用につながるといい、「環境に優しいペレ炉で、野外での調理を楽しんでほしい」とPRしている。(秋山亮太)

 ペレ炉は持ち運びできる大きさだが、石窯さながらの高温でピザなどを焼くこともできる。天板が平らなため、湯沸かしやフライパン調理なども可能だ。

 川中建築は建築業の傍ら、5年前から木質ペレットの自社製造を始めた。販売量は徐々に伸びているが、ペレットストーブの価格は一般的な暖房器具と比べると高額で、認知度も低いのが現状という。そこで、ペレットの活用の幅を広げるため、近年人気が高まっているアウトドアに着目。持ち運びできる個人用のグリルコンロを開発した。

 ペレ炉は鉄製で、一辺が約30センチある立方体の本体に、ペレットを燃やす燃焼筒や煙突を取り付けて使う。石製の「ピザストーン」という台を中に置き、料理を載せて加熱する仕組み。ピザストーンを設置する高さによって、調理温度を約200~500度に調節できる。

 一般的な石窯は巨大で持ち運びできないが、ペレ炉はアウトドアでの利用を前提に、約20キロと運搬可能な重さに仕上げた。まきなどを燃料とする石窯は、温めるのに2~3時間ほどかかるが、熱量が大きいペレットを使う小型炉のため、30分程度で準備できる。ピザなら焼き上がるまで約2分と早い。立方体のため、500度近くなる天板の上は、目玉焼きなど別の調理にも使えるという。

 1台9万円弱となる見込み。このほか、同じ燃焼筒が使えるたこ焼き用や、直径45センチの鍋が置けるコンロの開発も進めている。

 ペレ炉を開発した従業員の川中青児さん(42)は「ペレットにはまだまだ活用法がある。まずはアウトドアでの魅力を伝え、普及に貢献したい」と話す。

 川中建築TEL0796・32・2264

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