総合 総合 sougou

  • 印刷
金属を研磨する際の力加減などを測定する=姫路市書写、兵庫県立大大学院(撮影・小林良多)
拡大
金属を研磨する際の力加減などを測定する=姫路市書写、兵庫県立大大学院(撮影・小林良多)

 製造業の現場を支える労働力は量、質とも不足が深刻化している。

 戦後のベビーブームで誕生した団塊の世代が2007年以降、定年退職などで大量に現場を離れた。一方で、技術の伝承や人材育成は追いついていない。

 総務省の調査によると、製造業の就業者は2002年の約1200万人から10年で1割減の約1千万人になり、その後も減少傾向が続く。

 厚生労働省の17年度調査では、製造業の事業所の約8割が人材育成について問題が「ある」と回答。具体的な内容(複数回答)の最多は「指導する人材の不足」(62%)で「時間がない」(55・5%)が次いだ。

 兵庫県でも、ものづくり産業で出荷額が増えているのに対し、事業所数や従業員数は減っており、現場の人手不足感は増大。県は、県立大のプロジェクト以外にも、事業所や業界団体の支援策を展開する。

 技能訓練の計画や施設などを設けた企業に経費を補助するほか、技能検定の一部を免除。担当者は「地道な支援を通じてものづくり現場の環境改善を図りたい」とする。

(宮本万里子)

総合の最新
もっと見る

天気(8月25日)

  • 30℃
  • 25℃
  • 20%

  • 31℃
  • 20℃
  • 20%

  • 31℃
  • 25℃
  • 20%

  • 33℃
  • 23℃
  • 30%

お知らせ