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台風20号による被害で桟橋の床が流され、休園が続く須磨海づり公園=神戸市須磨区一ノ谷町5の先(神戸市提供)
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台風20号による被害で桟橋の床が流され、休園が続く須磨海づり公園=神戸市須磨区一ノ谷町5の先(神戸市提供)
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 昨年8月の台風20号による高波や高潮被害で休園したままになっている神戸市須磨区の須磨海づり公園について、神戸市は2019年度、復旧工事に取り掛かる方針を決めた。合わせて施設の耐久性を高める補修もする。再開は20年度中の見込み。民間事業者から釣り以外の使い方についてアイデアを集め、周辺にある須磨海浜水族園の新設民営化など須磨海浜公園のリニューアルを意識した魅力向上策も検討する。(若林幹夫)

 海づり公園は、同区一ノ谷町の海岸から沖合約400メートルに延びる桟橋型の釣り場。台風の被害を受け、桟橋の床に敷かれていた金属製網の大部分が流失し、釣り客が歩いて渡れなくなった。平磯海づり公園(同市垂水区)も営業休止に追い込まれたが、今年1月には全面再開した。

 復旧に取り掛かるまで時間がかかっている理由は、被害の深刻さに加え、海底まで延びる鋼管製くいの劣化具合を調べているさなかに高波・高潮被害に遭ったことが挙げられる。昨年秋ごろに調査を再開し、全体の調査結果がまとまったのは年末といい、今年に入って補強と合わせた復旧方針を固めることができた。

 復旧工事は、変形した桁を取り換え、はがれた床部分の網を取り付ける。さらに、海上にある円形の管理塔は電気、水道が止まってしまったため、桟橋沿いにケーブルなどを敷き直す。劣化調査をしたくいにはさび防止を施し、全体の費用は設計を含めて約4億円に上る。市は19年度当初予算案に盛り込んだ。

 須磨海づり公園は年間6万人以上が利用し、休園後も早期の再開を望む声が寄せられているが、1976年度の開園直後の年間20万人前後に比べると利用客は大きく落ち込んでいる。市は復旧した上で、民間のアイデアを生かした魅力アップを図る方針で、19年度は情報収集を進める。

 市農水産課は「できるだけ早く再開したい。民間からは、海上レストランなど行政だけでは思い付かないようなアイデアを期待したい」としている。

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