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新宮晋さんが描いた「地球アトリエ」のイメージ図。風で動く新宮アートが彩る
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新宮晋さんが描いた「地球アトリエ」のイメージ図。風で動く新宮アートが彩る

 風や水で動く彫刻で知られる世界的な美術家新宮晋(すすむ)さん(81)=兵庫県三田市=が温めてきた「地球アトリエ」構想が2019年度、実現へ向けて動きだす。新宮作品12点を野外展示した「風のミュージアム」(同市、兵庫県立有馬富士公園内)周辺に、劇場や工房、カフェを設け、子どもらが遊びながら自然の大切さや命の尊さについて学び、生き方を考える場を目指す。具体化を検討するため、兵庫県は19年度予算案に100万円を計上した。(堀井正純)

 新宮さんは長年、風の流れなど自然エネルギーを可視化する作品を制作し、地球環境に思いを巡らせてきた。10年以上前から、風力や太陽光発電によって自活できる村「ブリージング・アース(呼吸する大地)」建設を構想し、近年はその延長上に「地球アトリエ」の夢を描いてきた。

 タワー状の建物の屋根に設けた風車の回転や差し込む光によって万華鏡のように色鮮やかに変化する空間が館内に現れるカフェなど、アートによって地球の魅力を体感できる場を構想。自らのイメージをスケッチに描く。未来を担う子どもが主役になれる場所に、との思いを込める。

 昨年の井戸敏三知事との新春対談で構想についても語り、趣旨に知事も賛同。県は今後、同公園の活性化も視野に入れ、学識経験者らによる委員会などを開く。基本構想を練りながら、具体化の可能性を検討。施設の概要や管理運営法についても話し合う予定。

 新宮さんは「美術館より親しみやすく、アートを身近に感じられるような場、地元の人たちが親しめ、世界中からあんなユニークな所はほかにないと人が集まるような場にできれば」と実現に期待し、「さまざまなプログラム、ワークショップなどソフト面の充実が重要」と話している。

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