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立候補要請の署名に涙ぐむ泉房穂氏(左)と署名を受け取った後援会の柴田達三会長=3日午前、明石市相生町2
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立候補要請の署名に涙ぐむ泉房穂氏(左)と署名を受け取った後援会の柴田達三会長=3日午前、明石市相生町2

 市職員への暴言問題で辞職した前兵庫県明石市長の泉房穂氏(55)に対し、市民団体が3日、次期市長選(10日告示、17日投開票)への立候補を求める約5千人分の署名を手渡した。泉氏は「謹慎中で何も言える立場にない。みなさんに申し訳ない」と終始謝罪に徹し、立候補には言及しなかった。

 署名活動は、市内の主婦を中心とした「泉房穂氏に明石市長続投を希望する一般市民の会」が2月13日~3月2日、JR明石、大久保駅前で10日間にわたり、市内外の約3千人分を集めた。先行して実施した電子署名を含めると約3700人分となったという。福祉関係者ら63団体でつくる「泉市政の継続を求める会」も約1300人分を集めた。

 「継続を求める会」は3日、市内で泉氏を招いた集会を開催。泉氏は辞職直後、一度は後援者らに「立候補しない」と伝えて慰留されたことなどを明かしたが、告示まで1週間となるこの日も立候補は明言しなかった。

 社会福祉法人の代表者ら6人が立候補を要請。「一般市民の会」のメンバーの母親(32)も「選挙に出て選ぶ機会を与えてほしい」と求め、両団体の署名を泉氏の後援会の柴田達三会長(76)に手渡した。

 同市長選には、元兵庫県議で共産新人の新町美千代氏(71)、前加西市長で無所属新人の中川暢三氏(63)、同県議で元明石市長の無所属、北口寛人氏(53)が立候補を表明している。

(藤井伸哉)

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