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大相撲の土俵で豪快にまかれる塩=エディオンアリーナ大阪
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大相撲の土俵で豪快にまかれる塩=エディオンアリーナ大阪
土俵で塩をまく芦屋市出身の貴景勝。10日から始まる春場所では「赤穂の天塩」が使われる=2017年3月、エディオンアリーナ大阪
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土俵で塩をまく芦屋市出身の貴景勝。10日から始まる春場所では「赤穂の天塩」が使われる=2017年3月、エディオンアリーナ大阪

 10日に初日を迎える大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)で土俵にまく塩に、赤穂化成(赤穂市)がつくる「赤穂の天塩(あましお)」が採用された。大相撲での採用は1971年設立の同社にとって初めて。

 春場所中に用いる塩は約650~700キロ。赤穂化成が無償で供出する。次回以降の本場所で使われるかどうかは未定という。

 日本相撲協会によると、力士が塩をまく動作には土俵を清める目的があり、古くは幕末の文献にも塩をまいた記録が残っている。

 現在、年6回の本場所のうち、3回の東京場所は伯方(はかた)塩業(愛媛県)の「伯方の塩」が1987年から使われ、残りの大阪と名古屋、福岡の各場所は銘柄が決まっていなかった。

 「赤穂の天塩」は、オーストラリア西海岸の塩田でつくった原塩とにがりを三井物産から仕入れ、赤穂化成が本社工場で混合して製塩している。赤穂化成は江戸時代以来の塩づくりをルーツとしており、「天塩」もミネラル成分のにがりを多く含んだ伝統の成分配合を再現する。まろやかな味わいが特長といい、池上良成社長は「大相撲との関わりを通じて、塩づくりへの強い思い入れが多くの方に伝われば」と話している。(長尾亮太)

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