総合 総合 sougou

  • 印刷
兵庫県警察本部=神戸市中央区下山手通5
拡大
兵庫県警察本部=神戸市中央区下山手通5
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 前を走行する車との距離を詰める「あおり運転」をしたとして、兵庫県内で2018年に道路交通法違反(車間距離不保持)で摘発された件数が1782件と全国最多となったことが、県警への取材で分かった。前年(235件)の7・5倍超に上り、県警はあおり運転の社会問題化を受けて取り締まりを強化した結果とみている。免許停止処分者も前年0人から9人へと急増。重大事故につながる危険行為にさらに厳しく臨む構えだ。

 2017年6月、東名高速道路であおられるなどして無理やり追い越し車線に停止させられた乗用車が後続のトラックに追突され、乗用車の夫婦が死亡する事故が起きた。これを機にあおり運転の危険性に対する関心が高まり、警察庁は昨年1月、法令を駆使した捜査を徹底するよう都道府県警に指示した。

 同6月1~7日には全国の高速道路で一斉取り締まりが行われ、道交法違反(車間距離不保持)で1088件を摘発した。高速道路と自動車専用道路の総延長が約691キロと北海道に次ぐ兵庫県では、434件と全国最多だった。

 県警は昨年、覆面パトカーを中心とした取り締まりを強化し車間距離不保持で計1782件を摘発した。

 警察庁はさらに、あおり運転を行い、相手の車を壊したり、相手を暴行したりした場合には、違反による累積点数に関係なく免許停止の行政処分にするよう通達した。

 道交法は、著しく交通の危険を生じさせる恐れがある免許保有者を最大180日の免許停止処分にできると定める。兵庫県公安委員会は昨年、急な割り込みや進路妨害をした後、車体を蹴るなどしたドライバー9人を「危険性帯有者」と認定し、最大150日の免許停止処分にした。過去5年で最多の処分数という。

 県警運転免許課は「免許停止処分はあおり運転の抑止に有効。厳しい取り締まりを続けるとともに、行政処分だけでなく、刑法も適用できるよう県警内で連携し、悪質なあおり運転の撲滅を進めたい」としている。(杉山雅崇)

総合の最新
もっと見る

天気(5月21日)

  • 26℃
  • 19℃
  • 80%

  • 25℃
  • 16℃
  • 70%

  • 26℃
  • 18℃
  • 90%

  • 27℃
  • 18℃
  • 90%

お知らせ