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JA兵庫西の移動店舗車「にっしぃ号」の車内で金融業務にあたる職員=兵庫県市川町鶴居
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JA兵庫西の移動店舗車「にっしぃ号」の車内で金融業務にあたる職員=兵庫県市川町鶴居

 「ATMはうまく操作できないし、窓口の方が安心してお金を引き出せるから」。かつてJA兵庫西(兵庫県姫路市)の「鶴居子店」があった同県市川町鶴居。近くに住む女性(86)は、毎週水曜に店舗跡を巡回してくる移動店舗車「にっしぃ号」を定期的に利用している。

 同JAは2001年に姫路・西播地域の9農業協同組合が合併して発足し、約120支店を傘下に置く規模に。同時に支店の統廃合を進め、10年までに半数の62支店となった。さらに職員が4人程度常駐する「子店」を閉鎖する代わりに、13年に移動店舗車を導入した。利用者の多くは、現存する支店までの交通手段がない高齢者だ。

 農林中央金庫(東京)によると、18年末時点で全国の農協や信用農業協同組合連合会(信連)が保有する移動店舗車は計66台で、さらに3月末までに19台の導入が予定されている。「地域密着型のサービスで差別化を図る」ため、16年からリース料の一部を補助し導入を推進しているという。

 JA兵庫西金融事務管理部の担当者は「農協の利用者は年々高齢化しており、こちらから出向く必要がある。対面で金融業務や情報提供をするのが『JAらしさ』という考え方だ」と話す。(井沢泰斗)

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