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陸井さんの作品
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陸井さんの作品
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スーパーカーを撮影する陸井雄希さん
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スーパーカーを撮影する陸井雄希さん
陸井雄希さん
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陸井雄希さん

 フェラーリ、ランボルギーニ、ロールスロイス、アストンマーティン…。憧れのスーパーカーを専門に趣味で写真を撮り続けている大学生が、神戸にいる。力強さと色気をたたえた車体を、魅惑的に浮かび上がらせるその腕前は完全に素人離れしており、写真を紹介するツイッターとインスタグラムのアカウント名「KUGATTI」は、界隈ではかなり知られた存在だとか。「東京の富裕層」から愛車をかっこよく撮ってほしいと依頼されることもあるという神戸市垂水区在住の大学3年生、陸井(くがい)雄希さん(21)に話を聞いた。(黒川裕生)

 陸井さんがSNSで写真の公開を始めたのは、一眼レフを手に入れた2015年頃から。撮影法は我流というが、編集で色味を変えたり、夜景に映えるライティングを工夫したりしながら、とにかく「かっこよく」撮ったスーパーカーの写真をアップし続け、インスタのフォロワーは5600人以上を数える。街で見掛けたスーパーカーを、所有者の許可を得て撮影するうちに知り合いも増え、「新車を買ったから撮りにきてほしい」と直接依頼されることもあるそうだ。

 「依頼主」で印象深いのは、東京のタワーマンションで暮らす、スーパーカーを複数台所有する若い男性。一度、夜中に神宮外苑いちょう並木で撮影したところ、写真の出来栄えが気に入られたのか、後日、「今日の夜に撮りにきて」と突然連絡が。陸井さんはバイトを休み、神戸から新幹線で駆けつけたという。かなりムチャな依頼にも思えるが、陸井さんは「僕はスーパーカーを撮らせてさえもらえれば、それで満足なんです」と笑顔を見せる。

 普段の陸井さんの「主戦場」は週末の神戸旧居留地周辺。先述のように東京まで出向くこともあるほか、昨年夏には撮影旅行で念願だったロンドンへ。「スーパーカーと、歴史を感じさせる味わい深い街並みとの組み合わせが最高だった」と振り返る。

 ちなみに陸井さんがスーパーカーにハマり始めたのは中学3年生の頃。実在のスーパーカーが多数登場する人気ゲーム「グランツーリスモ」の影響だった。そんなある日、神戸の繁華街で本物のランボルギーニを偶然見掛けて「うおお、生(ナマ)はたまらん」と完全にノックアウト。スーパーカーがよく行き来するという神戸旧居留地や大阪のショールームなどに足を運び、スマホやコンパクトデジカメで撮影するようになった。

 「もっとかっこよく撮りたい」という思いは強まる一方で、4年前には貯金をはたいて10万円のデジタル一眼レフを購入。翌年にはさらに上位機種に手を出すなど、高校生にして、本格的にスーパーカーの“沼”にずぶずぶと沈んでいき、今に至るというわけだ。

 「見た目のかっこよさはもちろん、内装の高級感とハンドルを握った時の高揚感、アクセルを踏み込むとスピードがぐんと上がる快感がたまらない」とスーパーカーの魅力を語る陸井さん。将来は青いフェラーリやランボルギーニのオーナーになり、好きな時に好きな場所で撮るのが夢だという。「僕も早く稼いで、あっち側にたどり着きたいですね」

(陸井さんのツイッターアカウント@V12_SCL、インスタグラムアカウント@v12_scl)

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