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西村銀三町長(左)に要望書などを手渡す奥野俊博さん=兵庫県新温泉町役場
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西村銀三町長(左)に要望書などを手渡す奥野俊博さん=兵庫県新温泉町役場
2015年に新温泉町で確認されたクマタカ
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2015年に新温泉町で確認されたクマタカ

 兵庫県新温泉町で21基の風車からなる風力発電施設の建設計画があり、日本野鳥の会ひょうごなど3団体が14日、絶滅が危ぶまれるクマタカなどに大きな影響があるとして、同町に建設に反対するよう求める要望書を提出した。独自調査で計画地周辺に生息を確認したといい、15日には兵庫県にも同様の要望署を出す予定。(小日向務)

 発電施設の建設を計画しているのは日本風力エネルギー(東京都港区)で、出資会社を事業者として申請。計画では、高さ約150メートル、出力4500キロワット級の発電用風車21基を建設する。陸上設置では国内最大級。総出力は最大9万2千キロワットを見込む。

 クマタカは環境省レッドデータブックで絶滅危惧1B類、兵庫県版ではAランク。クマタカは餌を探す時などに尾根を吹き上がる風を利用して飛ぶため、尾根に建設される風車に衝突する恐れがあるという。

 同会や日本イヌワシ研究会兵庫地区、但馬野鳥の会は現地を22回訪れ双眼鏡などで観察。つがいとみられる2羽を28回確認し、繁殖行動も目撃したという。事業区域では、同様に絶滅の恐れがあるブッポウソウ、ヤイロチョウも確認された。

 日本野鳥の会ひょうご研究グループ担当幹事の奥野俊博さんが町役場を訪ね、西村銀三町長に調査報告書と要望書を提出。「クマタカにとって風車は非常に危険。工事で環境が改変されると、ほかの希少鳥類への影響も大きい」と計画反対を伝えた。西村町長は「環境への影響や土砂災害の危険性も考え、事業者には計画に反対であると伝えている」と話した。

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