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重度脳性まひの男性が、昨年に続き不合格となった神戸市立楠高校=同市兵庫区松本通1
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重度脳性まひの男性が、昨年に続き不合格となった神戸市立楠高校=同市兵庫区松本通1

 夜間定時制の神戸市立楠高校(同市兵庫区)で19日、2019年度入試の受験者が定員を下回っていたのにもかかわらず、重度脳性まひの男性(16)が不合格となった。中学3年生で受験した昨年に続き、同校で唯一の不合格だった。

 男性は、うなずくことで「はい」、首を振ることで「いいえ」の意思表示はできるが、話すことはできない。試験当日は問題の読み上げや代筆者、時間延長の支援を受けながら、選択式の問題などに取り組んだ。

 両親は「1人だけ飛んだ番号を見て涙が出た。本人が行きたくて行きたくて、2年越しで頑張った夢はかなわなかった。とことん悔しい」と話し、定員割れでの不合格について同校に説明を求めたが、学校側は応じなかった。

 学校側は、昨年の不合格については「本校の教育に足る能力と適性を備えているかどうか、総合的に判断した結果」としていた。障害者支援団体のメンバーは今回の不合格を受け、「障害を理由にした不合格としか考えられない。許されることではない」と改めて訴えた。男性は、夜間定時制で再募集された兵庫県立湊川高校(同市長田区)を受験するという。(鈴木久仁子)

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