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いけすから「西垂水美味魚サーモン」を水揚げし、氷水に入れる松林高広さん=神戸市垂水区海岸通(撮影・斎藤雅志)
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いけすから「西垂水美味魚サーモン」を水揚げし、氷水に入れる松林高広さん=神戸市垂水区海岸通(撮影・斎藤雅志)
西垂水美味魚サーモンの刺し身(松林さん提供)
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西垂水美味魚サーモンの刺し身(松林さん提供)

 昨年末から神戸市の沖合で育てられてきた神戸産のご当地サーモンが初の出荷時期を迎えている。同市漁業協同組合の若手らがこの冬、市内3カ所で宍粟市産のニジマスの稚魚を養殖。このうち垂水区のいけすで約40センチの食べ頃に育った約千匹が「西垂水美味魚(びみうお)サーモン」と名付けられ、地元の飲食店に今月下旬から並びそうだ。(山路 進)

 ご当地サーモンは近年、全国各地で誕生し現在50種類以上が養殖される。兵庫県内の海水養殖では、姫路市の白鷺(しらさぎ)サーモン、南あわじ市の淡路島サクラマスの2ブランドがあるが、いずれも稚魚は県外産。県内産稚魚の海水養殖は今季から神戸市漁協と赤穂市の業者が取り組み、それぞれ今月下旬の初出荷を予定する。

 神戸市漁協は昨年、宍粟市の一般社団法人「遊ファーム」の養殖場で採卵、育成されたニジマスの稚魚約3千匹を購入。11月下旬から、神戸市垂水、須磨両区の沿岸3カ所で初の養殖に取り組んできた。

 まず出荷するのは、垂水区の商業施設「マリンピア神戸」近くのいけすでの養殖分。昨年12月に稚魚約1100匹をいけすに入れ、20~60代の漁師15人でつくる西垂水水産研究会が育ててきた。4カ月を経て体長40センチ、体重1キロ前後に成長。今月16日に関係者が試食会を開き、刺し身やフライにしたところ「脂の乗りは少ないが、味が濃くおいしい」と好評だったという。

 昨夏の猛暑の影響で、稚魚が予定より小ぶりだったこともあり、体長は目標の60~70センチに届かなかったが、同研究会会長の松林高広さん(30)は「1年目にしては上々のでき。今年は近隣の人たちに味わってもらい、来年以降につなげたい」と話している。

 同研究会は、入荷を希望する飲食店を募っている。同研究会(神戸市漁協内)TEL078・706・0456

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