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自民党 谷公一県連会長
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自民党 谷公一県連会長
立憲民主党 桜井周県連代表
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立憲民主党 桜井周県連代表
国民民主党 船川治郎県連副代表
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国民民主党 船川治郎県連副代表

 統一地方選は、前半戦の兵庫県議選と神戸市議選が3月29日告示、4月7日投開票、後半戦の姫路、明石、芦屋の3市長選と11市町議選は同21日に投開票される。今秋には消費税増税が控える中、人口減少で衰退する地域の将来像をいかに描き、有権者に訴えるのか。主な党派幹部に聞いた。

■自民党県連会長 谷 公一/地域の持続図る政策訴え

 -何を訴えていくか。

 「地域事情の違いで各候補者の訴えは異なるが、共通しているのは10月の消費増税を見据え、できる限りその影響を緩和すること。幼児教育・保育の無償化のスムーズな展開を強調したい。人口減少が進む地域を持続させる地方創生や、災害に対する備えの充実も訴えていく」

 -今回の統一選の位置付けは。

 「12年に1度の亥(い)年選挙で夏には参院選が控えている。地方議員が選挙で疲れ、苦戦を強いられる傾向があるが、統一選で良い結果を残すことができれば、いい形で夏につながる」

 -具体的な目標は。

 「公認、推薦候補の全員当選を目指す。(定数が86に減る)県議会ではこれまで通り過半数を確保する。各候補者の頑張りにかかっている」

 -どう戦う。

 「党に対して順風な追い風はない。他党に比べてまだましという消極的な支持だと、冷静に受け止めなくてはならない。必ずしも安心できない。統一選は有権者にとって身近な選挙なので、心に響く訴えをしていきたい。候補者には必死さが伝わる活動を心掛けてほしい」

(聞き手・井関 徹、撮影・中西幸大)

 〈メモ〉県議選(定数86)では、公認30人と推薦13人に加え、党籍証明の元職1人を決定した。過半数の44議席を確保できるかが焦点となる。神戸市議選(定数69)では23人を公認。このほか、統一地方選で行われる県内7市議選で計48人を公認・推薦(党籍証明を含む)する。

     ◇     ◇

■立憲民主党県連代表 桜井 周/女性候補を積極的に擁立

 -結党初の統一選だ。

 「兵庫の国会議員は私だけ。県全体で『草の根民主主義』を体現する体制にはなっていない。そこで地域に密着した活動実績のある人を厳選して擁立した。公認、推薦候補全員の当選を目指している」

 -風は吹いているか。

 「立民だけでなく、どの政党にも強い追い風は吹いていない。しかし逆に候補者自身の良さを伝えやすい環境で、あるべき姿だと感じる。政党名だけでふわっと通ってしまう選挙だと当選後に議員として仕事ができるのか怪しい」

 -女性候補を積極的に擁立した。

 「有権者の半分が女性であることを考えたら候補者も男女半々を目指すべきだ。新人の女性候補には、男性の5割増しで選挙準備費用を党本部が用意した。女性だけではないが、新人には選挙対策講座を開いてノウハウを伝えた」

 -国民民主党と選挙区調整をしたのはなぜか。

 「元々同じ政党でやってきた仲間だから政策に大きな違いはない。定数の少ないところで互いに候補者を立てるより、ある程度すみ分けした方が効率的だ。県議会では党籍を持つ候補者がぶつかる選挙区はない」

(聞き手・霍見真一郎、撮影・秋山亮太) 

 〈メモ〉県議選で現職2人、元職1人、新人6人を公認。無所属の新人1人を県連として推薦する。神戸市議選では現職2人、元職3人、新人3人の公認を決めた。県議選、市議選とも現有議席の大幅増を狙う。また、統一選で行われる7市町議選では計14人を公認する。

     ◇     ◇

■国民民主党県連副代表 船川治郎/党の知名度アップ目指す

 -厳しい支持率で迎える統一選。どう位置付ける。

 「党の存在意義をかけて主張を訴え、知名度を上げたい。できたばかりの党だが、系統をたどれば民主党。党を割って出るなどせず、ずっとぶれなかった人が残る信念の党。再選を狙う現職議員は、党に頼ってきた票が減るかもしれないが、これまでの活動への評価が分かると前向きに捉える候補者もいる」

 -何を訴える。

 「子育て支援と医療や介護制度の充実だ。女性の社会活躍につながる待機児童解消は喫緊の課題。一方、現在の高齢者だけではなく、現役世代も抱える老後の不安解消に向け、介護職員などを増やすことも必要だ。人生100年時代に向けた施策を訴えたい」

 -具体的な戦略は。

 「候補者はほぼ民間出身だ。納税者、生活者、消費者、労働者などさまざまな視点でニーズをくみ取り、地域経済や地域社会が抱える課題に新しい答えを提示していく」

 -盛り上がりがいまひとつという声もある。

 「自公政権への積極的支持は少ないと思うが、政治への諦め感がある。面白い提案を通じて関心を呼び込み、投票率を上げたい」

(聞き手・霍見真一郎、撮影・吉田敦史) 

 〈メモ〉県議選は現職4人のうち3人を推薦、1人を公認、新人は2人を公認する。ほかに無所属の新人2人を推薦する。神戸市議選は現職4人、元職1人、新人2人の全員を公認。伊丹市議選で新人1人を公認、西宮、明石市議選に各1人の新人を推薦する。

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