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神戸空港=2014年、神戸市中央区
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神戸空港=2014年、神戸市中央区

 神戸空港の運用時間延長を関西3空港懇談会が国に求める方針が明らかになった11日、神戸市や経済界からは実現を期待する声が相次いだ。搭乗者数の増加に加え、まちづくりや新たな観光需要の創出につながる可能性もある。

 「神戸空港は24時間発着可能。その可能性を示すいい機会になるのではないか」。神戸市議の一人は「仕事を終えた後に神戸に来る観光客が増えれば、宿泊する人が増えることも考えられる」と話し、経済効果の高さを指摘する。市の観光関係者は「夕方に会議が終わったビジネスマンにも、食事や夜景など神戸の夜をもっと楽しんでもらえる」と歓迎した。

 影響はまちづくりにも及ぶ。「オフィス誘致でプラスに働くほか、三宮で夜を過ごせる時間が増え、飲食産業にも良い影響があるはず」とみるのは、都心・三宮再整備を担当する市職員。別の職員も「1時間という違いは小さいように見えて、東京発の最終新幹線より羽田発を遅く設定できる可能性を生む大きな変化」と話した。

 一方、神戸空港の便数で7割を占めるスカイマークの市江正彦社長は神戸新聞の取材に「今年5月に導入する航空機1機を同空港での運航に充てたい」と述べるなど、規制緩和への強い期待を示していた。

 ただ、まだ水面下の協議の段階で「決まった話ではない」と慎重な関係者も多い。久元喜造市長は同日の定例会見で規制緩和について問われ「関経連の関係者で検討をしていると思うが、私の耳には届いていない」とするにとどめた。(まとめ・霍見真一郎)

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