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小学生名人戦決勝大会に出場する炭●俊毅君=稲美町立コミュニティセンター (注)●は「崎」の「大」が「立」
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小学生名人戦決勝大会に出場する炭●俊毅君=稲美町立コミュニティセンター (注)●は「崎」の「大」が「立」

 小学生将棋の最高位を決める「第44回さなる杯小学生将棋名人戦」決勝大会(28日、東京)に、兵庫県姫路市立英賀保小5年の炭●俊毅(としき)君(10)が出場する。全国の3392人の中から予選などを勝ち抜いた4人の1人となった。小学生名人の座を目前に「テレビでも放送される。ちゃんとした将棋を指して優勝したい」と意気込む。(溝田幸弘)

 小学生名人戦は1974年に始まり、過去に渡辺明二冠、羽生善治九段ら多くのプロ棋士を輩出。兵庫県出身者では村田智弘六段が第18回大会で優勝、船江恒平六段が第23回大会で準優勝している。

 都道府県ごとに予選があり、勝ち抜くと地域別に東日本、西日本両大会へ出場。東西2人ずつが代表となり、決勝大会で小学生名人の座を競う。

 炭●君は今年2月にあった県予選を制し、3月9、10日の西日本大会に出場。予選リーグ、決勝トーナメントと4連勝して西日本代表の座を射止めた。

 初出場した去年は県予選で敗れ、2回目の挑戦。県予選決勝では「少し焦った瞬間があったけれど、落ち着いて見返せば何ともなかった」と振り返る。その経験を生かし、西日本大会の代表決定戦では焦らずゆっくり指した。勝った瞬間は「感無量。ここまで来られるようにと頑張ってきたから」と明かす。

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 将棋を始めたのは6歳の時で、保育所の友達に誘われた。姫路市内の教室を経て小学2年の秋から、加古川にある井上慶太九段の教室に通う。プロを目指し、昨年6月からは日本将棋連盟の関西研修会でも研さんを重ねる。

 同連盟稲美支部の例会にも2年ほど前から参加し、その成績を評価され、今月20、21日に神戸で開かれる支部対抗戦西日本大会の団体戦で、同支部代表として出場することになった。また、今月7日の県アマ名人戦阪神大会では強豪ぞろいのA級を勝ち上がり、6月の中央決勝大会出場を決めるなど絶好調だ。

 小さい頃は棒銀一本やりだったが、今は居飛車も振り飛車も指すという。将棋の魅力を「誰にも邪魔されずに自分の考えを表現できるのが楽しい。難しいことにチャレンジするのも好き」と話す。

 好きな棋士として挙げる井上九段は「人懐っこくて、誰とでも仲良くなれる。棋力もぐんぐん伸びている。力を発揮し、優勝することを期待したい」と励ます。小さい頃からサポートを続ける父の宣幸さんは「大舞台で自分の将棋をしっかりと指し切ってほしい」とエールを送る。

 決勝大会の模様は6月2日午前10時~正午、NHK・Eテレで放送される予定。

(注)●は「崎」の「大」が「立」

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