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神戸レインボーハウスを訪れた天皇、皇后両陛下との交流を語る吉田綾香さん(中央)と中埜翔太さん(右)=東京都内
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神戸レインボーハウスを訪れた天皇、皇后両陛下との交流を語る吉田綾香さん(中央)と中埜翔太さん(右)=東京都内

 阪神・淡路大震災で親を失った遺児の支援施設として開設し、20年を迎えた「あしなが育英会・神戸レインボーハウス」(神戸市東灘区)は14日、活動に心を寄せられてきた天皇、皇后両陛下に感謝の気持ちを発信する催しを東京都内で開いた。遺児2人が震災の経験や両陛下との交流を語るなどした。

 同ハウスは1999年1月に開設。2001年4月には両陛下が訪問し、遺児らに直接語り掛けて励ました。退位を前に、支援への謝意を表そうと企画した。

 会社員の中埜翔太さん(27)=広島県=は3歳で母を亡くした。両陛下が訪問された時は小学4年生。皇后さまから「よかったわね。ここ(ハウス)があって」などと話し掛けられ、一緒に遊んだ。

 中埜さんは「支えられる側から支える側になりたい」と中国・四川やハイチなど大地震が起きた都市を訪問。今も東日本大震災の被災地に通い、遺児らの成長を見守る。災害のたびに現地へ赴く両陛下の姿に「大きな優しさに触れたことを思い出し、一人一人の気持ちに寄り添う大切さを改めて認識した」という。

 保育士の吉田綾香さん(36)=神戸市北区=は、阪神・淡路で両親を亡くした。両陛下の訪問時は短大生で「ここの子どもたちをよろしくお願いします」と声を掛けられた。保育士を目指す中でくじけそうになると、この言葉を思い出し「私は両陛下と約束したんだ」と背中を押された。

 両陛下の案内役も務めた同育英会職員の八木俊介さん(49)は「両陛下は話をよく聞き、にじみ出る言葉を掛けてくださった」と振り返った。(今福寛子)

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