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再調査委員会の報告を受けて会見する自殺した中3女子生徒の母親。娘の描いた自画像を携えて臨んだ=16日午後、神戸市中央区加納町6、神戸市役所(撮影・秋山亮太)
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再調査委員会の報告を受けて会見する自殺した中3女子生徒の母親。娘の描いた自画像を携えて臨んだ=16日午後、神戸市中央区加納町6、神戸市役所(撮影・秋山亮太)

 神戸市垂水区で2016年10月、市立中学3年の女子生徒=当時(14)=が自殺した問題で、同市問題再調査委員会が16日、いじめ行為が自殺の大きな要因とする調査結果を発表したことを受け、生徒の母親がコメントを発表した。全文は次の通り。

 再調査委員会におかれましては、娘に対する陰口、悪口、仲間外れなどの陰湿で分かりにくいいじめを理解していただき、また、いじめと自死との関連を認めていただいたことに感謝しております。

 もう追求することをあきらめた方がいいのではと悩んだ時期もありましたが、あきらめなくて本当によかったです。

 再調査委員の先生から事実認定の報告を受けた時、丁寧に調査していただいたので分かりやすく、話に筋が通っており、「こういうことだったのか」とすんなり受け入れることができましたし、私は何の反論も疑問もありませんでした。

 丁寧に向き合って調査していただいたことに本当に感謝しております。

 また提言の部分には今後このようなことを繰り返さないための再調査委員の先生方の思いを感じ取ることができる、今後につながる報告書を作ってくださったと思います。ありがとうございます。

 娘が亡くなってから今日まで、どうしてこんなことになってしまったのか訳が分からず、私は娘の死と向き合うことができずに、学校で何があったのか、なぜ娘は亡くならなければならなかったのか、いじめの事実を追求することだけをしてきました。

 ただ、教育委員会が設置した第三者委員会の調査結果を待っていただけだったら、おそらくいじめがあったことも認められることはなかったのではないかと思います。

 また、生徒たちの証言内容は変わっていないはずなのに、調査する人が変われば報告書の内容が違ってくるのはなぜなのでしょうか。

 最初の教育委員会が設置した第三者委員会の時に、再調査委員会のようなしっかりとした調査が事件直後から行われていたら、2年半もかかることもなかったし、もっと事実が判明したかもしれないし、それを踏まえた加害生徒への指導もできたのではないでしょうか。

 私は再調査の結果を受けて、ようやく一区切りをつけることができ、やっと娘の死と本当に向き合えることができるようになりました。

 今はただ悲しく、娘のつらさを気付くことができなかった娘への申し訳なさ、あの時はこうすべきだったんだなという反省、後悔でいっぱいです。

 できることなら娘がいた頃に戻りたいです。娘に会いたいです。

 今後、もう二度とこのような悲しい出来事が起こってほしくはありません。学校、教育委員会は再調査委員会の提言をしっかりと受け止めて反省をしてほしいと思います。

 そして今回の報告書が今後のいじめ対策に具体的に生かされることを願っております。

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