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市立中学3年の女子生徒が自殺した問題で、報告書について会見する再調査委員会の吉田圭吾委員長(中央)=16日午前、神戸市役所(撮影・辰巳直之)
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市立中学3年の女子生徒が自殺した問題で、報告書について会見する再調査委員会の吉田圭吾委員長(中央)=16日午前、神戸市役所(撮影・辰巳直之)

 神戸市垂水区で2016年10月、市立中学3年の女子生徒=当時(14)=が自殺した問題で、同市いじめ問題再調査委員会が16日、市役所で開いた記者会見での一問一答は次の通り。

 -第三者委員会と認定が異なる点は。

 吉田圭吾委員長(神戸大大学院教授)「中1でのネットいじめ(被害)を認めたこと。中2のいじめでは『スクールカースト(学校内序列)構造』がいじめをはびこらせ、『当該生徒をいじめてもいい』という雰囲気が学年に広がった。中3では、背景に非常に不適切な学校運営があったことを記載した」

 -第三者委の報告に対する評価は。

 吉田委員長「かなりの労力をもって生徒、教員の面談を行い、遺族の家庭に問題がないと認定したことは評価できる。一方で、いじめを認定しようとする力が弱い面談になっていた」

 -いじめを証言した生徒らのメモが隠蔽されたことによる調査への影響は。

 春日井敏之委員(立命館大教授)「メモは中1、中2、中3という全ての流れの中できちんと書かれていた。第三者委の調査結果には事実の細かな記述はたくさんあるが、それがつなげられていないという感がある。当初からできていれば、もう少し突っ込んだ調査になっていたのではないか」

 -なぜ第三者委は遺族に寄り添えなかったのか。

 吉田委員長「『第三者性』が誤解されている。個人的には、いじめ調査は第三者的に調べる必要があるが、遺族との関係では遺族寄りでいいと思う。第三者委が寄り添うことで遺族は少しずつ救われていく」

 -第三者委の課題は。

 春日井委員「第三者委、事務局を担う教育委員会など、それぞれの役割が明確化されないまま調査に入った印象がある。ガイドラインがないという制度的な問題もあるが、第三者性をどう担保していくかは大きな課題だ」

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