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再調査委員会の報告を受けて会見する女子生徒の母親。まな娘が描いた自画像を携えて心境を語った=16日午後、神戸市役所(撮影・秋山亮太)
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再調査委員会の報告を受けて会見する女子生徒の母親。まな娘が描いた自画像を携えて心境を語った=16日午後、神戸市役所(撮影・秋山亮太)
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 「優しかった娘の死と向き合える」-。女子生徒が自殺した主因がいじめと明記した神戸市の再調査委員会の調査結果を受け、母親は涙ながらに心境を語った。報告書では初めていじめと認定された事実が盛り込まれ、「ただ悲しく、娘のつらさに気付けなかった申し訳なさと後悔でいっぱい。もう二度とこんなことが起こってほしくない」と願った。

 絵を描くことが好きだった女子生徒。報告書は「絵の悪口や陰口を言われていた」と指摘した。美術の時間に柔らかい色合いで仕上げた自画像を傍らに置き、会見に臨んだ母親は「とても好きだったことをばかにされた娘を思うと、つらい。報告を受けて、苦しくなった。娘がいた頃に戻りたい」と声を詰まらせた。

 スクールカーストなど背景に踏み込んだ内容を「私が把握していないことも含めて時系列で書かれ、話に筋が通っている」と評価。学校側に「個人間のトラブルでなく、いじめがクラス内外に広がっていると気付いてくれていれば、違った対応が取れた」と訴えた。

 いじめを証言した生徒らの聞き取りメモの隠蔽に対しても「勇気ある訴えを隠そうとしたのが残念だ」と不信感をあらわにした。

 まな娘の人柄をしのび「いじめられている子をかばう優しい性格。アクセサリー作りも趣味で、高校生になったらピアノを習いたいと思っており、いろんな夢があった」と無念さをにじませた。「いじめが認められてよかった。生徒と教師が信頼関係を築ける環境など、今後の対策に生かされることを祈る」と気丈に語った。(佐藤健介)

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