総合 総合 sougou

  • 印刷
子どもとアートをテーマに意見交換する安藤忠雄さん(左)、井戸敏三知事(中央)、蓑豊館長=神戸市中央区脇浜海岸通1
拡大
子どもとアートをテーマに意見交換する安藤忠雄さん(左)、井戸敏三知事(中央)、蓑豊館長=神戸市中央区脇浜海岸通1

 世界的建築家の安藤忠雄さんと、井戸敏三・兵庫県知事、蓑豊・兵庫県立美術館長による座談会「芸術・まち・こどもたちへ」が24日、神戸市中央区の同美術館で開かれた。次代を担う子どもたちがアートに触れる重要性などをテーマに意見が交わされ、約440人が聞き入った。(太中麻美)

 同美術館は安藤さんの設計で2002年に開館。5月23日には、安藤さんの代表作の模型や図面、資料などが並ぶ第2展示棟「Ando Gallery」がオープンする。座談会はそのプレイベントとして企画された。

 安藤さんは、神戸について「文化度が高いと感じるが、活力に欠ける。モダンな文化にパワーが加われば、新たな一面が生まれるのでは」と指摘。一方、井戸知事は「薪能や子ども歌舞伎の活動に参加するなど、兵庫には積極的に文化に携わる人が多い。五つの国が競い合うことで、文化的に成熟したのではないか」と述べた。

 続いて安藤さんは、自身が手掛けた県立こどもの館(姫路市)や淡路夢舞台(淡路市)などをスライドで紹介。「大人は反応が薄いかもしれないが」と前置きして笑いを誘いつつ、「子どもたちと訪れ、どう反応するかを見てほしい」と呼び掛けた。子どもとアートとの関わりについては「幼い時に文化的な根っこを育てることが重要。試験勉強をするだけでなく、自力で考え、生きていく子どもをつくらないといけない」と持論を展開した。

 蓑館長も、英国の大英博物館などでは子どもたちが寝袋で館内に宿泊するイベントがあることに触れ「子どもたちが自由に美術館を訪れ、楽しみを発見する仕組みを作っていくべきだ。大人になっても美術館を訪れることにつながる」と話した。

総合の最新
もっと見る

天気(8月21日)

  • 31℃
  • 27℃
  • 30%

  • 29℃
  • 25℃
  • 50%

  • 33℃
  • 26℃
  • 30%

  • 33℃
  • 26℃
  • 30%

お知らせ