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10連休中の注意を呼び掛ける全国銀行協会のホームページ
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10連休中の注意を呼び掛ける全国銀行協会のホームページ
10連休を前に、現金自動預払機に詰めかける利用者ら=26日午前、神戸市中央区筒井町3、みなと銀行春日野支店(撮影・中西幸大)
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10連休を前に、現金自動預払機に詰めかける利用者ら=26日午前、神戸市中央区筒井町3、みなと銀行春日野支店(撮影・中西幸大)

 27日から、5月6日まで続く10連休がいよいよ始まる。旅行業界が特需に沸く一方、過去最長の連休を前に、兵庫県内の小売店や飲食店は「お釣り用のお金が無くなるのでは…」と現金不足を懸念する。金融機関も期間中や休み明けの混乱を警戒し、現金自動預払機(ATM)の安定稼働などに向けて備えを強化している。

 世界文化遺産・国宝姫路城を有する姫路市。連休中は多くの観光客でにぎわうことが予想されるが、市内で4店舗を展開する飲食店の担当者(40)は浮かない表情を見せる。

 「過去にないことなので、どんなトラブルが起きるか想像ができない。釣り銭が足りずに営業できない、という事態は避けたい」

 同社は経理担当者らと年明けから対策を練り、4月以降、売り上げの一部をお釣り用の現金として確保してきた。連休中は、張り紙で釣り銭不足を呼び掛ける予定という。

 土産店を営む男性(60)は現金取引がほとんどなので、普段は釣り銭用に銀行や信用金庫に行って両替している。外国人観光客の増加でキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、9割以上が現金払い。「消費税もあるので1円や5円などの硬貨も無くなりやすい。せっかくの稼ぎ時なので、何とか乗り切りたいが…」と不安を隠せない様子だ。

 一方、大半の金融機関は窓口業務を10日間休業するが、ATMは通常通り稼働する。

 播磨地域の金融機関によると、1台のATMに最大で3千万円ほど収納できるといい、休前日には多めに紙幣を補充しているという。特に観光地のATMは利用増が想定され、稼働に必要なロール紙が足りなくなる可能性も。担当者は「ATMの利用者が引き出せる現金が不足しないよう監視を強化する」と話す。

 全国銀行協会(東京)は「設置場所によっては現金が足りなくなり、一時的に稼働を停止するATMが出てくる恐れもある」と説明。利用者に注意を呼び掛けている。

 さらに懸念されるのが連休明けのシステムトラブルだ。連休は月末に始まり月初めに終わるため、取引の集中が予想される。前出の担当者は「来月7日に企業の手続きなどが集中するのは避けられない」とぼやいていた。(末永陽子)

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