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令和初日の午前0時から搾り始めた日本酒で乾杯する人たち=1日午前7時35分、西宮市用海町、日本盛(撮影・後藤亮平)
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令和初日の午前0時から搾り始めた日本酒で乾杯する人たち=1日午前7時35分、西宮市用海町、日本盛(撮影・後藤亮平)

 令和の幕開けとなった1日、兵庫県内の各地も祝賀ムード一色となった。節目の日にあやかって婚姻届を提出したカップル、改元後の「初日の出」に祈る人たち、日本酒の初搾りを振る舞う酒造メーカーなど、新時代の到来を思い思いの形にして喜んだ。

 朝来市の国史跡・竹田城跡では、「令和初日の出」を拝もうと多くの人が登城した。あいにくの曇天だったが、もやが立ちこめて竹田城跡の代名詞「雲海」のような景色が広がり、訪れた人たちは幻想的な雰囲気を堪能した。

 通常の入場は午前8時からだが、市が1日限定で同4時から入り口を開けた。

 友人と訪れた関西学院大4年の女子学生(22)=明石市=は「神秘的な景色で新時代を迎えることができた」と喜び、「留学先のカナダで移民の人と関わり、戦争のない社会が当たり前ではないことを実感した。令和の時代も争いのない日本であってほしい」と願った。

 酒造大手の日本盛(西宮市)では、本社工場で日本酒の令和初搾りが行われた。

 1日午前0時、醸造担当者が合図とともに、もろみを粗い布袋に小分けし、タンクの上部に架けた棒に次々とつり下げた。装置で圧搾するのではなく、自然に滴り落ちるのを待ち、4時間半かけて約100リットルの生原酒を搾り終えた。

 午前7時ごろから近隣住民に「令和」の文字が入った升で酒が振る舞われた。神戸市東灘区の女性(54)は「新時代は日本酒で乾杯できるような良いことがたくさんあってほしい」と特別な一杯を味わった。

 新元号の典拠となった万葉集の歌碑がある兵庫県稲美町国安の庭園「いなみ野万葉の森」では、「令和」の文字を刻んだ記念碑と、新たな歌碑の除幕式があった。

 寄贈者らをはじめ、同園の管理に協力するNPO法人「いなみ野万葉の森の会」の会員らが奈良時代の貴族の衣装をまとって参加。同法人の鷲野隆夫理事長(79)は「新緑の中で記念の碑が披露され、気持ちが新たになります」と喜んだ。(石川 翠、塩津あかね、若林幹夫、広岡磨璃)

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