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 「1票の格差」是正の過程で定数が4から6に増えた参院選兵庫選挙区は、2016年の前回に続き、今夏の改選数も1増の3となる。前回24年ぶりに議席を獲得した公明は今回も独自候補を擁立。立民が3月になって正式に参戦を発表した。現職と新人計5人が立候補を表明しており、激戦の構図となっている。

 鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相(昨年12月死去)の後継に選ばれた自民の加田は、4期務めた県議の実績を掲げて浸透を図る。党県連内には前回と同様、政権を組む公明との競合で保守票が分散することに危機感もあり、県議らのネットワークを生かし知名度の向上を急ぐ。

 前回に続き兵庫を「最重点区」と位置付ける公明の高橋は昨年12月、早々と自民から推薦を取り付けた。自身が出演するFMラジオ番組などを通して浸透に全力を注ぐ。統一地方選で推薦を出した自民県議らとの相互協力も生かし、保守層への支持拡大をうかがう。

 今年3月になって正式に立候補を表明した立民の安田。統一選では応援に駆け付けた枝野幸男代表ら党幹部と遊説し、出遅れを取り戻すため各地を精力的に回る。支持母体・連合兵庫から推薦を受け、組織固めにも注力。国民民主党との連携が鍵を握る。

 改選1人区で野党共闘を訴えてきた共産は、3人区の兵庫では昨年5月に金田を公認。今秋の消費税増税に異を唱え、安倍政権が進めようとしている憲法9条改正の阻止を訴える。政権批判の受け皿をアピールし、04年に失った議席の奪還を狙う。

 唯一の現職清水の再選を目指す維新は、「大阪都構想」の実現を掲げた府・市のダブル首長選や衆院大阪12区の補欠選挙で勝利。兵庫の統一選でも地方議員が増えた。党勢の衰退も指摘された状況から一転、拡大した基盤を生かして議席の死守を図る。

16年 自公お 13年 自い

(三-5)=改選数1増=

加田 裕之48元兵庫県議  自 新

高橋 光男42党国際局次長 公 新

安田 真理40元民放アナ  立 新

金田 峰生53党県常任委員 共 新

清水 貴之44党政調副会長 維 現

【名簿の見方】先頭行は前回2016年、前々回13年の当選者の政党名を得票順に記載。続くかっこ内は改選数、立候補予想者数。予想者の氏名(本名の漢字書き、敬称略)に続き、5月5日現在の満年齢、肩書、党派、現元新別を記載。立候補予想者は4日現在の神戸新聞社調べ。名簿の並べ方は①参院の各党勢力②現元新③五十音-の順。

 ▽党派の略称 自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、共=共産党、維=日本維新の会。16年当選者の「お」はおおさか維新の会、13年の「い」は解党前の旧日本維新の会。

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