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前例のない10連休が終わり、通勤する人たち=7日午前、神戸市中央区加納町6(撮影・斎藤雅志)
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前例のない10連休が終わり、通勤する人たち=7日午前、神戸市中央区加納町6(撮影・斎藤雅志)

 平成から令和にまたがる史上初の10連休が明けた7日朝、兵庫県内の駅やオフィス街には活気が戻った。神戸市内は晴れ間が広がり、心地よい風も吹いたが、通勤通学する人の表情はどこかお疲れの様子。「さすがに長すぎる」「できることなら来年も」。日常を取り戻した街からは、前例のない超大型連休に対してさまざまな声が聞かれた。

 午前9時半ごろ、神戸・三宮で空港行きのバスを待っていたのは、新潟県から明石市の実家に帰省したパートの女性(28)。先月26日から子ども2人を連れ、県内の観光地巡りや友人の結婚式への参加などでどっぷり休み気分を味わった。女性は「遠方からの帰省にはありがたい長さ。来年もほしい」と素直に喜んだ。

 「祝日の形で大っぴらに休めるようにするのは良い」。神戸市北区の会社経営の男性(71)も評価する。「世間では長い休みを取ることに納得しない空気がある」と感じており、取引先との関係に影響しないか気になるという。自身も「めったに行けないところ」ということで、夫婦で南米旅行を満喫した。

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 一方、働き詰めだった人からは恨み節も。神戸市垂水区の女性(61)は「10日のうち、休みは2日しかなかった」とため息。パート先のハンバーガー店は大わらわだった一方で、休暇を取る従業員が続出し、人手がまったく足りなかったという。

 JR兵庫駅前に停車中のタクシー運転手の男性(62)=神戸市須磨区=も休みは2日間のみ。連休前半は売り上げも好調だったが、後半は繁華街も思いの外がらがらで「売り上げは2割下がった」という。「10連休あったとしても、稼ぐのは大変」とこぼした。

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 5日ずつに分散すべきという「中間派」も。就職活動中の神戸海星女子学院大4年の学生(21)=播磨町=は「休みと就活の切り替えがしやすい」と話す。連休中は企業の面接などもいったんストップ。思い切って8万円の一眼レフカメラを購入し、淡路島での撮影を楽しんだという。「早く就活モードに切り替えます」と背筋を伸ばしていた。(千葉翔大、川崎恵莉子、川村岳也)

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