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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県は7日、瀬戸内海の水質管理について、下水処理場などの排水基準の一部を本年度中に緩和する方針を明らかにした。排水に含まれる窒素とリンは海水の「栄養塩」とされ、その減少がノリの色落ちやイカナゴの不漁などの原因とされている。

 見直すのは、水の汚れを示す生物化学的酸素要求量(BOD)の規制値。瀬戸内海ではかつて家庭や工場の排水などで窒素やリンが過剰となり、プランクトンが死滅する赤潮が頻発した。そこで県は1974年に条例を制定してBODを厳しく規制。水質改善に取り組んだ。

 ところが近年、水質改善の一方で、海水中の栄養塩が低下して水産資源の減少や品質の低下につながっているのではないかとの懸念が浮上。県の規制改革推進会議が今年4月、排水基準の見直しを提言した。

 井戸敏三知事はこの日の定例会見で「環境基準の範囲内で栄養塩を増やす対応を考える。海がきれいになりすぎず、魚がすめるようにしていきたい」と述べた。

 今後、県環境審議会にBOD規制の科学的検証などを要請。その検証を踏まえて、来年3月までに条例を改正する方針だ。(山路 進)

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