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 兵庫県加古川市の合葬式墓地を1年半前に生前予約した夫(84)と妻(84)は「元気なうちに墓のめどを付けたいと考えていたので、安心できた」と話す。合葬という形にそれほど抵抗感はなかったという。

 夫は三男。もともと墓を所有しておらず、80歳ごろから自分たちの墓について考え始めた。2人の娘が近くに住んでいるが、「あまり負担をかけたくない。どうするか迷っていた」と振り返る。

 そんな時、市の広報誌で合葬墓の募集を見つけ、申し込みを決めた。「墓の管理を市に任せられるし、何よりも公的な施設ならなくなることはないので、将来にわたって“無縁墓”にならずに済む」と語る。無縁墓は、世話をする人がいなくなって荒れた墓を指し、少子化の進行とともに各地で社会問題化している。

 夫妻は20年間の個別安置を申し込み、費用は名前を入れる記名板も含めて夫婦2人で計36万円。負担が抑えられる点にも魅力を感じた。

 合葬墓の整備を計画する三田市は、2016年度に市民アンケートを実施。墓を所有するか取得予定の人のうち、引き継ぐ人がいると明確に答えたのは21%にとどまった。合葬墓の整備については、8割近くが肯定的に回答。墓に対する意識の変化が浮き彫りになった。(切貫滋巨)

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