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男子バレーボール部でコーチを務める男性臨時講師が3年生部員に体罰をした問題が発覚した尼崎市立尼崎高校=尼崎市上ノ島町1
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男子バレーボール部でコーチを務める男性臨時講師が3年生部員に体罰をした問題が発覚した尼崎市立尼崎高校=尼崎市上ノ島町1

 兵庫県尼崎市立尼崎高校の男子バレーボール部でコーチを務める男性臨時講師(28)が3年生部員に体罰をした問題で、平手打ちをされた部員が鼓膜を損傷し、一時意識を失ったことを講師が学校に書面で報告したにもかかわらず、同市教育委員会にはその内容が伝わっていなかったことが16日、市教委への取材で分かった。学校側は市教委に「けがはなかった」と報告しており、市教委は校内で隠ぺいなどがなかったかを調べる。

 市教委によると、部員は4月29日、練習中に講師から10回以上顔を平手打ちされ、20~30分間意識を失った。部員の家族は翌30日、病院で脳しんとうや鼓膜裂傷の診断を受けたと体罰を加えた講師と男性監督(51)に連絡し、監督らは部内で情報をとどめていた。家族は「子どもの立場を考えて大ごとにしないでほしい」とも話したという。

 10連休明けの5月7日、学校は匿名の通報で体罰の疑いがあると把握。教頭が平手打ちをした講師と監督に書面で説明するよう指示した。講師は部員が一時意識不明となり、けがをしたと記したが、監督はけがなどに触れない書面を提出したという。

 市教委の聞き取りによると、教頭は「講師のメモは乱雑で分かりにくい」として、監督のメモを基に、けがはなかったとする報告書を作成。校長を通じて市教委に提出されたという。

 これを受け、市教委は同部で体罰があったと公表した9日の会見で「けがはなかった」と説明した。その後、鼓膜の損傷などが分かり、15日に訂正して謝罪した。(初鹿野俊)

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