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巣箱から蜂蜜を採取する養蜂家=神戸市立須磨離宮公園
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巣箱から蜂蜜を採取する養蜂家=神戸市立須磨離宮公園
須磨離宮公園で採れた蜂蜜=神戸市立須磨離宮公園
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須磨離宮公園で採れた蜂蜜=神戸市立須磨離宮公園
新商品として園内で販売される「離宮ハニー」(同公園提供)
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新商品として園内で販売される「離宮ハニー」(同公園提供)

 神戸市立須磨離宮公園(同市須磨区)が今春から園内の一角で養蜂プロジェクト「bee kobe」に挑戦している。beeは英語でミツバチを指す。自然林に囲まれた豊かな植生を生かし、新たな目玉づくりにつなげるのが狙い。蜂蜜の採取は順調で18日に神戸まつりの一環として同園で開かれるイベントに試食ブースを出してお披露目し、25日から園内限定で販売を始める。その名はずばり「RIKYU HONEY」(離宮ハニー)だ。(上杉順子)

 同公園の敷地は甲子園21個分の約82・6ヘクタール。庭園として整備された約23ヘクタールに限っても約80種類、4千本の樹木が植栽され、周辺の自然林にも多数の植物がそろっている。

 この環境を公園の魅力向上につなげようと、2018年度から市内の養蜂家と協力して事業計画を練った。プロジェクト名は、神戸の新名所として定着したメリケンパーク(同市中央区)のモニュメントなどで知られる言葉「BE KOBE」にあやかった。

 巣箱を設置したのは3月上旬。安全のため、庭園を巡るコースからは外れた静かな場所に10個を置き、4月中旬に初の採蜜(さいみつ)に成功した。主にサクラの蜜で、約170キロが採れた。

 5月はアカシアを中心に、1箱約3万匹というセイヨウミツバチが半径約4キロを飛び回り、蜜を集めている。採蜜作業も続けられており、巣箱内の板で蜜にふたをしている「ミツロウ」をこそげ取り、遠心分離機にかけると、蛇口からあふれるように蜜が流れ出る。

 アカシアの花は咲き始めてからまだ1週間程度だが、1箱当たり約15キロの蜜が採れる見込み。アカシアの後はモチノキなど山木の蜜が中心となり、6月半ばまでは採取できるという。

 採れた蜜は「RIKYU HONEY」として25日から園内のレストハウス「ガーデンパタジェ須磨離宮」で販売する。110グラム1200円、170グラム1800円。18日に同園である「神戸まつり 須磨音楽の森」で試食イベントも開く。

 プロジェクトの充実に向け、ミツロウを扱う環境教育イベントを検討するほか、近くの神戸女子大生らと連携し、離宮ハニーを使ったメニュー開発も進めている。安田東平園長は「離宮の蜂蜜が神戸の名物に育てばありがたい」と話している。

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