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尼崎市立尼崎高校の男子バレーボール部であった体罰について謝罪をする市教育委員会の松本眞教育長(右端)や稲村和美市長(右から2人目)ら=21日午後、尼崎市東七松町1、市政情報センター(撮影・風斗雅博)
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尼崎市立尼崎高校の男子バレーボール部であった体罰について謝罪をする市教育委員会の松本眞教育長(右端)や稲村和美市長(右から2人目)ら=21日午後、尼崎市東七松町1、市政情報センター(撮影・風斗雅博)
尼崎市立尼崎高校であった体罰事案について、報道陣に経緯を説明する市教育委員会の松本眞教育長(右)=21日午後、尼崎市東七松町1、市政情報センター(撮影・風斗雅博)
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尼崎市立尼崎高校であった体罰事案について、報道陣に経緯を説明する市教育委員会の松本眞教育長(右)=21日午後、尼崎市東七松町1、市政情報センター(撮影・風斗雅博)
神戸新聞NEXT
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 尼崎市立尼崎高校男子バレーボール部で、部員がコーチの体罰でけがをした問題で、同市教育委員会は21日、同部の男性監督(51)も過去に部員の髪を引っ張る体罰を行っていたとする調査報告をまとめた。監督は部員のけがを知りながら報告せず、「隠蔽に当たる」と認定。コーチの「体罰が常態化していた」とも指摘した。同市の稲村和美市長は体罰とこれまでの調査経過を謝罪し、市教委は関係者の処分を検討する。

 同部では4月29日、3年生部員がコーチを務める男性臨時講師(28)に10回以上平手打ちされて意識を20~30分ほど失い、鼓膜が破れるけがをした。学校が匿名の情報で体罰を知ったのは8日後で、監督や講師から聞き取りをした学校は市教委に「けがはなかった」と報告。市教委が誤った発表をして、後日訂正する経過をたどり、稲村市長が市教委に早急な調査を求めていた。

 調査報告によると、監督の体罰は男子バレー部員33人のアンケートで分かった。監督は過去に部員の髪をつかみ、「分かっているか」と言ったという。監督は「これが体罰だと思わないが、体罰と言われれば体罰かもしれない」と話し、市教委によると、部員のけがを報告しなかった点は「隠蔽したつもりはない」と反論している。

 一方、市教委によると、コーチの臨時講師は、練習中にボールを拾う指示をした3年生部員の返事の仕方に腹を立てて10回以上平手打ちをし、意識を失った生徒に適切な救護措置を取らなかった。

 この講師は、昨年8月に2年生部員の顔にボールを押しつけたり、今年3月に別の3年生部員の首をつかんで投げたりする体罰もあったといい、市教委は「体罰が常態化していた」と結論づけた。監督は講師の体罰について「知らなかった」と答えたという。

 また、市教委に「けがはなかった」と報告した教頭は「限りなく『隠ぺい』に近い」とされ、校長の対応も「極めて不適切」とした。市教委も事実確認の甘さなどの課題を挙げた。

 稲村市長は「体罰はどんな理由があっても許されない。(再発防止に向け)全市を挙げて対応する」と述べた。(大盛周平)

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