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野良着に変身した「しるべ」のメンバー。個性的なかかしとパチリ=姫路市安富町関
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野良着に変身した「しるべ」のメンバー。個性的なかかしとパチリ=姫路市安富町関
カラフルな生地で制作されたもんぺなどの野良着=姫路市安富町関
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カラフルな生地で制作されたもんぺなどの野良着=姫路市安富町関

 小さな過疎の集落に表情豊かなかかし130体を並べ、観光客を誘致してきた姫路市安富町関地区で26日、訪れた人が野良着に変身し、かかしと写真を撮るフォトイベントが開かれる。「都会の人に非日常の写真を撮ってもらえる」と若者グループが企画。現在は農山村への郷愁からか中高年の訪問が多いため、より若い世代が足を運ぶ機会にしようと意気込む。(小林良多)

 住民はわずか15人となった姫路市最北端の同地区では、岡上正人さん(67)=宝塚市=が「奥播磨かかしの里」と銘打ち、出身地の活性化を図ってきた。赴任先の徳島県でかかしを使ったまちづくりに関わった経験を生かした。集落に並ぶかかしは、住民よりはるかに多い約130体。大八車を押す夫婦や、のんびり縁側に座る家族の姿が古里の原風景を際立たせている。

 イベントを計画したのは、関地区を含む安富北地区のまちづくりに取り組む「とみす活性化推進協議会」の若者グループ「とみす村コンシェルジュしるべ」。若い世代を中心に写真を発信する人が増えていることから、かかしや景色と調和する野良着を貸し出し、コスプレを楽しんでもらおうと考えた。

 地域の農家から使っていない野良着や道具を募る一方、流行の「おしゃれ野良着」を意識して色鮮やかなもんぺや腕カバーなども制作した。当日の参加者は、子ども用を含む計150点から好きな衣装を選んで着替え、かかしと撮った写真を共有アプリ「インスタグラム」を使って発信する。同グループが優秀作3点を選び、後日景品を贈る。

 近隣地区の若者による自主的な取り組みを受け、岡上さんは「かかしの里を生かす取り組みが周辺にも広がってほしいと願ってきた。若者の志に感激した」と歓迎する。

 しるべのメンバー、村田夏希さん(33)は「わが子をかわいく撮りたい親など、初めての人でもイベントなら訪れやすいはず」。中塚寛代表(33)は「新たな発信を通じて、地域住民の関心も一層高めたい」と話す。当日はプロのカメラマンによる無料の撮影指導もある。安富北地区連合自治会TEL090・5098・2475

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