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 兵庫県西宮市は6月から、行方不明になった認知症高齢者らの情報をメールで配信するシステムの運用を、市内の西宮、甲子園署と共同で始めた。市役所が開庁していない夜間や土、日曜などでも、24時間の当直体制がある警察が同市の認知症高齢者の情報を閲覧でき、速やかな捜索や保護につなげるのが狙い。同市によると、警察署が連携して自治体の認知症患者の登録システムを運用するのは県内で初めてという。(初鹿野俊)

 西宮市の「認知症SOSメール配信システム」。2017年1月に始まり、事前に認知症高齢者の顔写真や名前、呼び名、身体的特徴、家族の連絡先などを登録する。行方が分からなくなった高齢者らを捜してくれる市民もメールアドレスなどを登録する。

 家族から行方不明の届けがあれば、委託先の業者を通じて顔写真などの情報が登録済みの市民にメールで知らされ、発見に協力してもらう。

 警察署との共同運用は今年6月からスタート。両署は同市の専用サイトに接続し、登録情報を捜索や保護に活用できる。捜索願が出る前に警察が行方不明者を保護した場合には、身元を確認し家族の元へ帰すことにも役立てる。

 同市によると、4月末時点で、認知症がある高齢者らの登録は99人、捜索協力者は970人。市内の認知症患者は約2万人といい、西宮、甲子園署が18年度に受けた認知症高齢者の行方不明届(暫定値)は184人に上る。

 このほど2署と協定を結んだ同市の担当者は「警察がシステムに直接関わることで、行方不明者についてより早い身元確認が期待できる」としている。

 認知症の高齢者や捜索協力者の登録は市のホームページから。同市地域共生推進課TEL0798・35・3286

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