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 2020年東京五輪の聖火リレーで、兵庫県内のルート案を作成した県の実行委員会は「子どもの火」と呼ばれる二つ目の聖火を一部ルートで活用する方向で調整を始めた。実行委への取材で8日分かった。さまざまな地域に広く聖火を届けるため、「親の火」とともに古代五輪発祥の地・ギリシャで採火されるのが子どもの火。県内1日目(5月24日)は朝来市と宍粟市、2日目(同25日)は南あわじ市での活用を念頭に大会組織委員会と協議している。(井上 駿)

 組織委によると聖火は来年3月12日、ギリシャ西部のオリンピア遺跡で、通常用いる「親の火」と離島など遠隔地向けの「子どもの火」がそろって採火される。ギリシャ国内でのリレー後、それぞれ空路で日本に運ばれる。

 聖火リレーの日程の割り当ては、首都圏や東日本大震災で大きな被害が出た3県など一部を除き2日間。この短期間に旧五国(摂津、播磨、但馬、丹波、淡路)からなる広い県土の兵庫を効率よくリレーするため、県の実行委は子どもの火を使うルート案を組織委に提出、協議を進めている。

 実行委によると、3市で子どもの火を活用する場合、移動距離は2日間で計約180キロ短縮できると見込む。ただ、二つの聖火を別々の場所で同時にお披露目できないなどの決まりもあるという。

 今のところの案では、1日目は豊岡市内で親の火がトーチにともされ、リレー後に車両で加東市へ移動。その間に、あらかじめ朝来市に運ばれた子どもの火は「天空の城」と呼ばれる国史跡・竹田城跡などを巡り、宍粟市に向かう。加東市に到着した親の火は、小野、加古川、姫路市へとつながれる。

 一方、2日目は神戸市から親の火が出発し明石市へ。そこから西宮市へ運ばれている間に、子どもの火は白砂青松の景勝地として知られる南あわじ市の慶野松原海岸などでリレーされる。西宮市に到着した親の火は、尼崎、三田市を経て最終地点の丹波篠山市に向かう。正式なルートは年内にも公表される。

 子どもの火は、離島が多い沖縄県や東京都、広大な北海道などでも活用される見通し。また、県の実行委は7月1日から聖火ランナーの募集を始める予定。

【2020年東京五輪の聖火リレー】2020年3月26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタート。日本全体のほぼ半数、857市区町村を121日かけて巡り、7月24日の開会式で新国立競技場(東京)の聖火台にともされる。聖火ランナーの総数は約1万人の見通し。1日当たりおおむね7~8自治体を通過し、ランナー数は80~90人を想定。1人約200メートルの区間をゆっくり走ってつなぐ。

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