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改修工事で通行止めとなった阪神高速神戸線(左橋)と、その影響で渋滞する浜手バイパス=5月24日、神戸市中央区
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改修工事で通行止めとなった阪神高速神戸線(左橋)と、その影響で渋滞する浜手バイパス=5月24日、神戸市中央区
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 全国の都市高速道路で最も渋滞するとされる阪神高速神戸線。そのうち湊川-京橋間(約6・3キロ)の上下線が大規模なリニューアル工事のため、5月24日から6月3日までの10日間、初めて終日通行止めとなった。同高速の近接区間や周辺道路では10キロ超の渋滞も予測されたが、結果は、新神戸トンネル上りの国道2号出口で工事初日に起きた4・4キロが最大で、阪神高速道路会社は胸をなで下ろす。(田中真治)

 阪神高速は約6割が建設から30年以上がたち、同社は2015年から順次、リニューアル工事に着手。湊川-京橋間は床の劣化や舗装の損傷が進んでおり、長寿命化と同時に騒音や震動を減らす工事も実施した。この間、京橋パーキングエリアも閉鎖され、阪神高速神戸山手線の神戸長田-湊川間(約0・9キロ)の上下線も終日通行止めとなった。

 同社によると、車線を規制して工事を行う選択肢もあったが、その場合の期間は約2年4カ月と試算。規制だと、低振動・低騒音の大型機械を投入できないなどの理由から、工事がなかなか進まないためという。また車線規制に比べ、終日通行止めの方が渋滞量が約30%減になるとの試算もあり、10日間の通行止めに踏み切った。

 同社が神戸線で予測した渋滞は、午後5時台の上りで湊川を先頭に12・6キロ、下りで京橋を先頭に12・8キロ。ところが実際は、上りが湊川を先頭に2・4キロ、下りが生田川を先頭に3・0キロで収まった。迂回路に設定した新神戸トンネルの渋滞も、予測の5・4キロより短かった。

 渋滞量が全国ワーストの神戸線だけに、同社は「通常より約半月早い」という3月中旬から広報を開始。さらに今回初めて、迂回ルートの所要時間を比較した表示板を他社の高速道路にも設置したり、前日の所要時間の実績をインターネットで発信したりした。

 こうした対策と、渋滞が予測を下回ったことの関係は「分析できていない」とするが、通行規制よりも通行止めの方が、車の利用自粛や適切な迂回など、ドライバーの行動に強く作用したとみられる。

 神戸線では今後も、京橋の橋梁架け替えや湊川の橋桁取り換えといった大規模工事を予定。今回の終日通行止めの結果も踏まえ、「交通への影響を極力抑えるよう、着工時期や工法を検討していく」としている。

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