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明石市役所=明石市中崎1
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明石市役所=明石市中崎1

 5月に就任した明石市議会の大西洋紀議長(61)が、同市消防団の副団長を兼任していることが19日、分かった。台風や地震などの災害発生時、市会議長と消防団副団長は、それぞれの立場で緊急対応を求められるため、市消防局は改善を申し入れ、防災の専門家も「両立は無理」と指摘する。一方、大西議長は「消防団の役員には公務員もいる」とし、兼任を続ける考えを示している。

 明石市会が今年1月から運用する災害対応マニュアルによると、市会議長は災害発生時、市側との情報共有を図り、議会側の意見を取りまとめるための会合を招集するなど、災害対応に専念する。

 一方、消防団の副団長は大雨警報などで「水防初動指令」が発令されると、各地区の拠点で団長を補佐し、救助活動などを指示する。

 明石市の消防団員は現在1028人。副団長は4人おり、大西議長は地元の二見地区で今年4月に再任され、現在6期目。議長には5月15日に就任した。

 市消防局は5月下旬、災害時の対応に支障が出る恐れがあるとして、消防団長に改善を申し入れた。消防団長は「近日中に回答する」と話したという。

 大西議長は「消防団の仕事は他の団員とカバーし合ってやってきた。両立が難しいのは認めるが、(進退は)団長の判断に委ねたい」と話す。(藤井伸哉)

【兵庫県立大大学院減災復興政策研究科長の室崎益輝教授(防災計画)の話】 両立できないのは明らかで不適切。副団長を辞めるか、副団長に代理を立てるかの二択だ。いずれも重要な立場にあり、突然起きる災害に対応できるよう、一刻も早い対応が必要だ。

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