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沖縄の祭りの資料が並ぶ会場=神戸市中央区中山手通2、神戸女子大古典芸能研究センター
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沖縄の祭りの資料が並ぶ会場=神戸市中央区中山手通2、神戸女子大古典芸能研究センター

 沖縄祭祀(さいし)に関する国内最大規模のデータベース(DB)を持つ神戸女子大古典芸能研究センター(神戸市中央区)は、1980年に撮影された沖縄本島北西部、伊是名(いぜな)島の「ウンジャミ」と「シヌグ」という祭りの写真データを新たに追加し、ホームページ上で公開した。これに合わせ、同島の別の祭りなども紹介する写真展を開いている。

 データの中心となる写真は、同センターの研究員が所属していた、沖縄の伝統や風俗を調査する沖縄祭祀研究会のメンバーらが78~98年に撮影したもの。同センターが譲り受けてデジタル化し、2007年から公開している。DBには北は伊平屋(いへや)島、南は波照間(はてるま)島、西は西表(いりおもて)島など、広範囲にわたる地域の30種の祭り計約6200枚を収録。本島の南東沖にある久高(くだか)島で、1978年を最後に途絶えている「イザイホー」など、貴重な資料もある。

 今回、追加公開したのは約380枚。写真展ではその一部と、2013年に同センターが現状確認調査をした際に撮影したものなど、約90枚を出品している。

 そのうちウンジャミは漁を守る海神を祭る。神様役の男女が一心に拝む姿から、今も熱心に信仰が続いていることが分かる。またシヌグは悪疫や虫害を払い豊作を祈る祭りで、白装束に棒を手にした男児が神様役になって家を訪ね歩く様子がユニークだ。このほか、伊是名島や石垣島などの豊年祭の写真も並ぶ。

 同センターの大山範子・非常勤研究員は「大人だけでなく、子どもが神様になるなど、多彩な沖縄の祭りを知ってほしい」と話す。今後はDBに音声や動画、英語版資料などを増やしていきたいという。

 写真展「伊是名島のまつり~ウンジャミ・シヌグ・豊年祭~」は8月30日まで。無料。土日祝日と8月13~16日は休み。同センターTEL078・231・1061

(金井恒幸)

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