総合 総合 sougou

  • 印刷
梅雨の代名詞とも言えるアジサイ。見頃が過ぎ、すでに傷みも=22日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・後藤亮平)
拡大
梅雨の代名詞とも言えるアジサイ。見頃が過ぎ、すでに傷みも=22日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・後藤亮平)
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 九州北部から近畿にかけて、西日本の広範囲で梅雨入りが遅れている。近畿地方の梅雨入りは平年なら6月7日で、22日時点で既に過去2番目の遅さ。このまま入梅が確認されない事態になると、1963年以来56年ぶりとなる。23日の兵庫県内は昼すぎから雨になるところもあるとの予報だが、梅雨前線は遠く南、太平洋沖にとどまる。県内では貯水率が5割を切るダムもあり、影響が出始めている。

 気象庁による51年から昨年までの統計では、近畿地方で最も梅雨入りが遅かったのは58年の6月25日で、2番目が67年の同21日。逆に最も早かったのは56年と2011年の5月22日となっている。昨年は6月5日だった。

 神戸地方気象台によると、梅雨入りが遅くなっている原因の一つとして考えられるのが、ジェット気流と呼ばれる偏西風の異変だ。例年なら日本付近の上空を東へ向かって流れるが、今年は列島を回り込むように大きく南へ蛇行している。このため太平洋側の高気圧の張り出しが弱く、梅雨前線がはるか南に停滞したままになっている。

 沖縄や九州南部、東海から東北にかけては既に梅雨入りしているが、九州北部から近畿にかけては梅雨入りが見通せる状況にはないという。

 6月の雨量も少ない。15日には県内各地でまとまった雨が降ったものの、神戸は21日までの降水量が41ミリで、6月の月間平年量(181・6ミリ)の4分の1以下にとどまる。姫路は92ミリで月間平年量の56%、洲本も76ミリで同38%という低水準だ。

 一方、今後梅雨入りした場合は「梅雨明けが平年よりも遅れる可能性がある」と神戸地方気象台の笠井将伸観測予報管理官。南米のペルー沖で海面温度が高くなる「エルニーニョ現象」が続いていることが、理由の一つという。(竹本拓也)

総合の最新
もっと見る

天気(12月13日)

  • 11℃
  • 6℃
  • 10%

  • 11℃
  • 4℃
  • 20%

  • 12℃
  • 5℃
  • 0%

  • 12℃
  • 5℃
  • 20%

お知らせ