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28日に開幕するG20大阪サミットに向け、来日した米国のドナルド・トランプ大統領=27日午後6時56分、大阪空港(撮影・辰巳直之)
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28日に開幕するG20大阪サミットに向け、来日した米国のドナルド・トランプ大統領=27日午後6時56分、大阪空港(撮影・辰巳直之)

 27日午後7時前、大阪(伊丹)空港に、米国大統領トランプ氏を乗せた政府専用機「エアフォースワン」が水しぶきを上げながら着陸した。28日に開幕した20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に参加した各国の首脳たちは関西空港に降り立ったが、トランプ氏のみ国際線が廃止されている伊丹空港を選択した。インターネット上ではめったに見られない航空機に興奮する書き込みが見られる一方、「なぜ伊丹なの?」という声が目立つ。その疑問を解明しようと、関係者に聞いた。

 「海上の関空は孤立する可能性があるけれど、伊丹空港は陸続きだから警護しやすいのかな」

 伊丹市空港政策課の職員はそう分析する。「何でか分からへんけど」と前置きをしつつ、「トランプさんは他の国と一緒になるのが嫌やったのかな」とも。

 伊丹空港は1939(昭和14)年に大阪第二飛行場として開設。戦後の米軍による接収を経て、58年に返還された。「大阪国際空港」に名称変更してから国際線も定期運行していたが、94年の関西国際空港開港に伴い国際線は廃止。ただ、空港名には「国際」を残してきた。

 同課によると、2005年にブッシュ米大統領(当時)が、15年にはミシェル・オバマ米大統領夫人(当時)が伊丹空港を利用。同課の職員は「米国は過去に警護した経験のある伊丹を、好んで選んでいるのかも」と話す。ネット上では「米軍に接収されていたという歴史的背景が要因では?」などと推論が並ぶ。

 外務省G20サミット事務局(東京)に問い合わせたところ、「アメリカからのリクエストではなく、事務的に調整した結果」と回答。空港の規模から首脳クラスの要人を下ろせるのは1カ国程度と判断したといい、「それ以上については答えられない」と明確な答えは得られなかった。(斉藤絵美)

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