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兵庫県警交通企画課 大辻綾美警部補
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兵庫県警交通企画課 大辻綾美警部補

 交通ルールを子どもに教えるために、親は何をすればいいのでしょうか-。兵庫県警で安全教育に携わる大辻綾美警部補(38)に聞きました。

 -事故に遭いやすい年齢は。

 「統計で、小学校に上がった頃が最も多くなるといわれています。親と一緒に外出していた乳幼児期から、登下校や友達との遊びなどで急に一人歩きが始まる時期。そのため、小学校に上がるまでにある程度の交通安全教育が必要になります」

 -教える時のポイントは?

 「ルールを教えることに力を入れがちですが、まずは何のために決まりがあるのかを理解してもらうことが大切。事故を起こすと痛い思いをし、家族が悲しむことが想像できなければ、『ルールを守らなくちゃ』という気持ちにならないでしょう」

 -どうやって事故の怖さを伝えたらよいでしょうか。

 「小さい頃は、ぬいぐるみと車のおもちゃで、車とぶつかるとどうなるかを見せるなど、視聴覚に訴えることが重要。少し大きくなったら事故現場のニュース映像などインパクトのあるものを見せてもよいでしょう」

 -その上で何を教えたら?

 「幼児には『道路は1人で歩かないでね』『飛び出さないでね』『車の前や後ろから渡らないでね』-の三つを伝えてください。ある程度理解できるようになったら、信号機の意味と横断歩道の渡り方に要点を絞って教えるといいでしょう。きちんと理解できているのか、子どもから一歩下がって道路を歩いて確認してください」

 -車道に飛び出すなど、ヒヤリとする場面もあります。

 「子どもの視野は水平・垂直方向とも予想以上に狭く、遊びに夢中になるとさらに危険に気付きにくくなります。そんな場面を目にしたら毅然(きぜん)と叱ってください。一度で分からなくても、とにかく本気で繰り返し伝えることが大切です」

 -心掛けたいことは。

 「子どもを抱えて横断歩道を走ったり、ぐずった子どもをチャイルドシートから降ろしたりする保護者を目にします。『今日だけ』と例外をつくるのは絶対に駄目。出掛ける時は時間と心のゆとりを持ち、常に良い手本であるよう気を引き締めてください」(聞き手・貝原加奈)

【おおつじ・あやみ】1981年兵庫県生まれ。2004年県警に入り、尼崎東警察署などの勤務を経て、13年から現職。

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