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憲法をライオンのおりにたとえて、分かりやすく解説した憲法カフェ=神戸市中央区
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 21日投開票の参院選で、「改憲勢力」の獲得議席数が焦点となっている。憲法改正を巡っては、これまでの国政選挙でも論点になってきたが、今回は自民党が自衛隊を書き込む必要性など前面に打ち出し、争点化。野党も「安倍改憲」への反対を鮮明にする。前回参院選で改憲勢力が議席を「独占」した兵庫選挙区(改選数3)では、護憲、改憲派の有権者が草の根の議論を広げている。

 「私たちにかみついたりしないよう、ライオン(=権力者)にはおり(=憲法)の中にいてもらう」

 6月末、勉強会「憲法カフェ」が神戸市内であった。就学前の子どもを連れた母親の姿が目立ち、講師の弁護士が、憲法の理念などをかみ砕いて語った。

 主催したのは、有志グループ「憲法カフェCLUE」。神戸在住の30~40代が中心で、職業はデザイナーや薬剤師などさまざま。メンバーの一人、槙原友紀さん(44)=神戸市中央区=は毎回、娘を連れて参加する。「政治に無関心でいることは、意図せずして、憲法を権力者の思うように変えていいという意思表示になりかねない」と警鐘を鳴らす。

 昨年12月のグループ結成後、月1回開いてきたが、6月は3回集中的に開催した。槙原さんは「イメージに流されず、憲法の役割、変えたらどうなるかを知ったうえで、投票してほしい」と話す。

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 「兵庫選挙区は、改憲勢力の立候補者がそろっている」。改憲を訴える保守系団体「日本会議兵庫女性の会」で事務局長を務める山田ひろ子さん(60)=兵庫県加古川市=は、改憲勢力の議席確保に期待を寄せる。

 改憲勢力とは自民党、日本維新の会と、必要な条文を加える「加憲」を主張する公明党などを示す。現在、衆参両院で改憲発議に必要な3分の2以上の議席がある。今回の参院選後も3分の2を維持するには、改選124議席のうち、86議席が必要となる。

 前回参院選の兵庫選挙区でも自民、公明、維新で議席を分け合い、今回も3党が候補を出した。憲法9条への自衛隊明記などを訴える自民に対し、「安倍政権での改憲は何としても阻止する」(立憲民主党新人)など論戦は過熱している。

 同女性の会も、7日に神戸市内で教育をテーマにした講演会を開いた。山田さんは「皇室や日本の領土をどのように守っていくか、各党の考えを聞きたい」と話している。(段 貴則)

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